こころにふれるタッチケア「Ohana」のブログにご訪問ありがとうございます
Ohanaの「保育士・子育て支援者向きタッチケアセラピスト養成講座」を受講されたIさんが
2歳の息子さんに、タッチケアを実践した様子を報告してくださいました。
(お送りいただいたレポートの中で一部分を抜粋してご紹介します)
自我の芽生えてくる2歳児さんのこころに寄り添うにはどうしたらいいのか・・・
レポートを読みながら、ご一緒に考えてみませんか?
【タッチケア実践レポート】《子供の月齢》2歳4カ月(長男)
<一日目の子どもの様子>
イヤイヤ期真っ最中の息子。自分の思いが通らず、大泣きしていました。
まず、抱き上げてあやしてみましたが、
大泣きしている状況は変わらず、何で泣いているのか
本人も分からなくなっている様子でした。
椅子に座って背中のタッチングをしようと思い、
座ると「たっち~たっち~」とさらに大泣きになってしまいました。
そこで、立ってゆらゆらしながら、息子の息遣いに合わせて、
背中をトントンリズミカルにタッチングしてみました。
抱っこしてゆらゆらするのは、受け入れているものの
背中のタッチングを始めた途端「や~だ~」と拒否しました。
そのため、抱っこしてゆらゆらは継続しながら 様子を見ていると
泣きやんできたので、少しずつ 背中や腕を上から下へさすってみました。
しばらく続けていると両手を私の背中にまわし、
体をゆだねてきたので、リラックスしてきたのだなと思いました。
<二日目の子供の様子>
今日もイヤイヤ期真っ最中。 一回目と同様に、大泣きしていました。
抱っこして息子の息遣いにあわせて自分も呼吸してみると、
呼吸は浅く早かったです。
ミラーリングを実施してみました。
前回は触られることを拒否しましたが、
今回は背中をリズミカルにトントンしても嫌がりませんでした。
落ち着いてきたところで、肩甲骨の間(呼吸のツボ)を
くるくるなでてみました。
立っている姿勢から座位になっても嫌がらず、
体の力がスーッと抜けていくのが分かりました。
手足は温かくなりスースーと寝息をたてて入眠しました。
<感想>
前回と大泣きしている状況は変わらずでしたが、
今回は大泣きしている最初から
背中のタッチングを嫌がりませんでした。
タッチングの気持ちよさを早くも感じてくれ、
それを覚えていたのかも知れないなと思いました。
大泣きの状況から、リラックスして入眠してしまうなんて…
タッチングの効果を実感しました。
まだ2回目の実践でしたが、子どもの受け入れ方の変化を見て、
継続することの大切さを学びました。
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Iさん、具体的で丁寧なレポートをありがとうございました。
お子さんが大泣きしている時に、
いきなり ゆったりしたスピードのタッチケアを行おうとしても
逆効果になってしまいまうのですね。
そんな時は、Iさんのレポートの中にありました「ミラーリング」が有効です。
ミラーリングの詳しいやり方はコチラの記事でご紹介しています。
「泣きやませよう」と思って行動するのではなく、
子どもの気もちを受け入れてあげる・・・
相手に「受け入れてもらった」「共感してもらえた」と感じると、
大人でも 子どもでも イヤイヤ期だとしても、
こころが 緩んで、安心できるのだと思います。
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