◆【保育中のタッチケア実践例 2】 Sちゃんのこころの変化 | Ohanaデイリータッチケア協会【川口市】子育ちサークルたっちハート♡

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子育て中のママや 保育・子育て支援に関わる皆様に
「デイリータッチケア(こころとからだに寄り添う手当て)」
をお伝えしています。

埼玉県川口市・子育ちサークル「たっちハート」の活動の様子も綴っています。

タッチケアルーム「Ohanaオハナ」のブログに訪問ありがとうございます花束


昨日から、
Ohanaの「保育士・子育て支援者向きタッチケアセラピスト養成講座」

受講された 保育士のY先生のレポートをご紹介しています。

今日は、昨日のAくんと同じように お昼寝が苦手なSちゃんが

タッチケアを受けることで、 行動に変化が見られた様子をご紹介します。



Y先生のタッチケア実践レポート③

<子どもの様子>月齢:1歳8ヶ月(女の子・Sちゃん)


Aくんと同じように、お昼寝前は走り回るSちゃん。


Aくんにタッチングを始めると、近くに寄ってきてじ~っと見ていました。

Sちゃんも、足トントンしようか?」と聞いてみると、初めは首を横に振り

嫌がり走って逃げていましたが、ふと気づくとまた隣で見ていました。

 

気になるけど、どんなことをするのか不安なんだなと感じたので、

そのまま見ててもらいました。

 

Aくんが眠ったので、「Sちゃんもトントンしてみる?」と聞くと

小さくうなずいてくれました。

 

ゆっくりと足のタッチングを開始すると、ニコニコして私の方を見ている
S
ちゃんの表情に、
私も自然と笑顔になっていることに気づきました。

 

便秘気味なので、おなかのタッチングも行いました。

ところどころ、ちょっと硬いかな?と感じる部分があったので、
少し揉むように圧をかけてみました。

 

初めは、くすぐったがっていましたが、だんだんと体の力が抜けていき、

ウトウトし始めていました。

その日の夜にたくさん便が出て、すっきりしたみたいです。

 

<感想>


タッチングに興味を示していたので、声を掛けながら様子を見ていき、

Sちゃんの触れてほしいタイミングで行うことができて良かったと思いました。


タッチングは、触れ合うことでお互いに気持ちよくなり、

またお互いの癒しの時間になることを実感しました。

 

Sちゃんも、Aくん同様に「足をトントンするよ~」と声を掛けると

足を出して待っていてくれるようになりました。

 

今までは、お昼寝の時間にやることがたくさんあって、

早く寝せようと試行錯誤していましたが、タッチングを取り入れるようになってから、

お互いリラックスできるし子どもたちもスムーズに入眠できるようになりました。


おなかのタッチングを行ったことで排便もあり、
お母さんも安心されたみたいでした。


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Y
先生のタッチケア実践レポート④


<子どもの様子>月齢:1歳8ヶ月(女の子・Sちゃん)


Sちゃんのお母さんは精神的に不安定になりやすく、

お母さんが体調悪かったりイライラしていている時は

Sちゃんもイライラしていることが多く、

お友達を引っかいたり叩いたりすることがあります。


午後の自由遊びの時間に、Sちゃんと<いっぽんばしコチョコチョ>や

<パン屋さんでおかいもの>などの触れ合い遊びをしている時に、

機嫌も良かったのでタッチングをしてみよう!!と思い、

「トントンしてもいい?」と聞くと、すぐに「うん!!」とうなずいてくれました。


<大きな栗の木の下で>の歌に合わせてタッチングを行うと、

普段から歌っている知っている曲ということもあり、

終始リラックスした表情のSちゃん。


おなか側と背中側を2~3回ずつタッチングをし、終わるころには

とても満足したような表情をしていました。

 

「これで終わりだよ」と声を掛けると、

おもむろに私の手を取り、腕や手を触り始めたSちゃん。

 

お礼にタッチングをしてくれたみたいで嬉しかったです。

私の手を1~2分触って満足したのか落ち着いて遊び始めました。

 

<感想>


触れ合い遊びの延長でタッチングを行ってみました。

肩や腕・背中のタッチングを行ったのはこの時が初めてでしたが、

毎日のお昼寝の時のタッチングが気持ちいいみたいで嫌がらずに受け入れてくれました。

 

お昼寝前のわずかな時間でしたが、毎日続けてみて良かったなと感じました。

お礼に・・・というように、私の手に触れてきたときは少し驚きましたが、嬉しかったです。


タッチケアを通して、保育園に通っている子どもたちだけではなく、
毎日子育てを頑張っているお母さんたちの心もケアも
できるようになりたいなと感じました。



Y先生に お礼に・・・と タッチしてくれたSちゃんピンクキラキラ

なんて可愛らしいんだろう~・・・と思います嬉しい


タッチケアで 入眠がスムーズになっただけでなく、

自由遊びの時間にも、 「ふれあい遊び」の延長として

タッチすることで、 Sちゃんの心が満たされ、

落ち着いて 他の遊びにも集中できるようになったのですね。


行動の変化は、「こころの変化」だと思います。



Sちゃん一人の変化は、 きっと 同じ場にいる クラスのお友達全体にも
影響を与えていると思います。


Y先生、とても 心の温まるレポートをありがとうございます。


次回は、年長さんの男の子へのタッチケアの実践について、
ご紹介したいと思います。

年齢が大きい子には、どのように触れ合えばよいのでしょうか?


次回の記事をお楽しみに…♪

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クリック「保育士・子育て支援者向きタッチケアセラピスト養成講座」

5月20日(月) 10時半~16時半 川口市内(南鳩ヶ谷駅)残席1名様

6月2日(日) 10時~16時 
新宿区内(東新宿駅)残席3名様

主催:タッチケアスクール「Ohanaオハナ」 http://ohana-hatogaya.jimdo.com/








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