昨日、思い立って湯シャンをしてみた。
※湯シャンとはシャンプー等を使用せず、お湯だけで洗髪をすることだ。
以前から湯シャンに興味はあったが、「本人は気付いてないだけで湯シャンの人って匂ってるよ!」
というどこの馬の骨だかわからないネット民の意見を真に受けて、断念していた。
湯シャンに興味を持ったのはきっかけがあった。
数年前のこと。
急に美容室でのヘアカラーが染みるようになった。
美容室を変えて数回目のカラーでそれが起き、たまたまかもしれないとその後3度カラーをしたが、耐え難い激痛。
そして、毎日のシャンプー時に髪の毛が大量に抜けるようになった。
私は白髪が多いため、月1のカラーをしない選択肢はない。
美容室を変え、オーガニックのカラーをお願いしたがそれでも痛い。
その後まつエクのグルーでも刺激を感じるようになり、まつ毛エクステを辞めた。
このままでは、薄毛まっしぐらだし、グレイヘアには早すぎる。
焦った私は頭皮関連の本を読み漁り、沢山の知らなかった事実を知った。
みなさんは「経皮毒」ってご存じですか?
石油由来のシャンプーやリンス、トリートメント、ボディソープ
化粧品
歯磨き粉
洗濯洗剤・台所用洗剤
水道水に入っている塩素
防腐剤・除草剤・防虫剤・農薬
化学繊維・消臭剤
生理用品
これらに使われている化学物質(毒素)が皮膚から吸収されると経皮毒となる。
実は日常触れている沢山の有害物質は、食事からとると90%は排泄されるのだけれど、
皮膚や呼吸からの経皮毒は90%体内に蓄積されてしまうのだそう。
また食生活での「悪い油」(鶏のから揚げ・フライドポテト・ラーメン・ポテトチップス)
などが、余分な脂となり毛穴にたまり、その脂が皮脂となって毛根にダメージを与え、抜け毛の原因になるとも知った。
どちらも心当たりがあった。
世の中になぜオーガニックや無添加の商品があるのか私はよくわからなかったが、はじめて合点がいった。
シャンプーやヘアカラーは間違いなく頭皮に良くない。
とりあえず、ケミカルなものが少ないシャンプーに変えてここ数年は過ごしていた。
そのうち、抜け毛が少しづつ減っていき、カラーが染みないようになり、まつエクも出来るまでに回復した為、
湯シャンという最終手段は使わずに今日まできた。
昨夜はたまたまシャンプーが切れていた。
私のシャンプーはドンキやその辺のドラストに売っていない為、買うのを面倒くさがっていたら、こうだ。
明日は人に会わないしな、と湯シャンをキメた。
ドライヤーで髪を乾かすとき、きっとくさいんだろうなぁと思っていたが、予想に反して、頭皮は匂わなかった。
前述したが、おそらく湯シャンで匂うという方は、食生活にも問題があるのだと思う。
私は現在、かなり添加物を抑えて、動物性のものをほとんど摂取していないため頭皮というか体臭自体がが匂いにくい。
ストレスが多く、アルコールや煙草を摂取し、肉食な中年サラリーマンなどが
湯シャンで匂いを抑えられるなどと思ってはいけない。
また、湯シャンには段階が必要だ。
まずは1日おきとか、すこしづつ頻度を上げていく。
そうしないと、毎日強力な化学物質で脱脂させられている頭皮は、油を過剰に分泌するため、頭皮がべたべたになる。
少しづつ頭皮に「あれ?こんなに脂出さなくてもいいんじゃね?」と思わせる必要があるのだ。
私も、1日おきにしていき、今後髪の状態などをまた報告したい。
後日談だけれど、
あの謎の抜け毛と頭皮が過敏になったタイミング、私は新型のウイルスに対するワクチンを打ったあとだった。
その時は40になったばかりで、年齢によるものだとばかり思っていたけれど、
身の回りでワクチンを打った後、髪が抜けたという話を幾度も聞く機会があり、
あれはそうだったのでは?と数年越しに思っている。
信じるか信じないかはあなた次第ですが。