いつもご愛読ありがとうございます。
今日はコラムです。
前回のお話ではヤクザトラブルについてお話ししました。
今回は "警察沙汰" についてお話します。
「風俗店って警察と繋がってるの？」
「警察に捕まらないの？」
こんな疑問を抱いてる人が多いと思います。
結論から言います、警察と繋がってるとか一切ありません。
摘発情報、内偵、こういった情報は誰も知りません。
内偵は覆面パトカーがうろちょろしてたら
「あ、あそこ内偵入ってるな」
ぐらいです。
ソープランドは合法ですが、店内で性行為する事は法律上禁止されています。
なのに全国で数百店舗ものソープランドが公に経営できてるのは
「暗黙の了解」
といったところです。
私の街では1～2年に1件はどこかしら摘発されます。
摘発される原因は諸説あります。なのでここでは断言できませんが
以下が多いと推測されます。
①バックの暴力団狙い
②政治的圧力
③未成年雇用
④覚せい剤所持
⑤苦情殺到
ちなみに①と②のケースは私が現役の時に目の当りにした事があります。
②で街のトップに君臨してた店が跡形もなく潰れました。エグいです。
③、④はソープではなく違法店（ピンサロ、メンエス）等が多いです。
⑤のケース、これは・・・全く想像でしかありません。
一切何も悪い事した覚えのないお店は、⑤を想像しがちです。
実際に捕まった人の話を聞いてもなんで捕まったのか、何狙いなのか解らないまま取調べされ二拘留。
噂によると、生活安全課がルーレットで決めてるとか(笑)
いずれにせよ、どんなに健全な営業してても、ソープを経営する以上は
摘発のリスクはあります。
・・・客に警察呼ばれる事はないのか？
沢山あります(笑)
客に警察呼ばれる例は、ほぼ「金返せ」です。
以下のパターンが多いです。
(a).写真と違う娘を出された
(b).チェンジ・キャンセルありなのに返さない
(c).女の子の対応があまりにもひどい
ヒドイ話ですよね。こんなんで金返さないなんて(笑)
風俗は当たりハズレがあり、提供するこちら側としても
全てのお客様に満足できるとは限りません。
限りなくストレスを軽減する努力はしますが・・・
で、話を元に戻します。
まず(a)と(b)のケース
この場合は、警察呼ばれる前に返金するケースが多いです。
但し、重度の酔っ払いや、明らかにクレーム目的、または常軌を逸して態度が悪い人には返金しません。
警察呼ばれようが徹底的に戦います。
理由はあります。そういった人たちは決まって『変な人』だからです。
最初から難癖つける人にはどんなに店に落ち度があろうが戦います。
接客業に携わっている方ならお解りだと思います。
警察も店の味方してくれます。
だってどうみても『様子がおかしい人』の言う事は誰も信用しません。
次に、(c)のケース
これは原則返金はしません。だってサービス受けてるから。
ファミレスで飯食って『不味いから金返せや』と言ってるものです。
しかし、あまりにも対応がヒドイ場合。
例を言うと
・サービスを全くしない
・暴力・暴言を繰り返す
といった場合は返金する事もあります。
全額、あるいは半額だったり。
==まとめ==
・店は警察とは繋がってない
・摘発はいつ起きるか解らない
・店に落ち度があれば、場合によっては返金も可能
・但し、マナーが常軌を逸して悪い場合は、返金されず然るべき処置を取られる。
正直これが全国の風俗店に通じるとは限りません。
私の街で、実際に私が体験した事を"書けるだけ"書いてみました。
（無論、書けない事もあります）
という事で、みなさん、風俗を利用する時はマナーを持って遊びましょう。
次回は物語に戻ります。
ソープランド編-1 も終盤になりつつあります。
