自分に悪いところはなかった

100%シタ側が悪い

 

そう言い切れるのなら修復の余地はないのでは?

 

自分には何の落ち度もない

自分たち夫婦には何の問題もなかったと言い切れるのなら

 

その配偶者は、それでも不倫をするような人間なのだから見限るしかないのだと思う

 

 

もちろん不倫は絶対にしてはいけないことだけれど

 

残念ながら我が家の場合には不倫に至らせるような隙を作らせるような問題があった

 

だから私も変わる必要があった

 

 

いつになったら元に戻れるの?

再構築って難しい

 

サレ妻さんのブログでこんな言葉を目にする

 

再構築できました

 

そんなゴールはないと思う

 

再構築が完了しました!

もう何の問題も起こりません!

 

そんなことはないはず

 

夫婦の関係は、その日その時によって変わるもので

いいときがあれば、悪いときもある

 

それは不倫される前でも後でも変わらないこと

 

元の自分たちが、どんな風に過ごしてきたのかを思い出していく時間が必要で

 

毎日の暮らしの中の満たされた気持ちで過ごせる時間を増やしていく

 

互いを優しく思いやり一緒にいることで幸せを感じられる時間を過ごしていく

 

共に過ごしていきたいと思える毎日を繰り返していく

 

そうした積み重ねが良好な夫婦関係を築いていくのだと思う

 

 

それができない相手と暮らし続けても関係が良くなることは望めないし

 

元から許せなかった部分や、噛み合っていなかった部分が浮き彫りになって上手くいかないということはないのだろうか

 

不倫問題から立ち直るというよりも、そんなところを解消していく必要がある夫婦も多いように思う

 


旦那さんに不機嫌をぶつけられたり、八つ当たりをされたり

その言動に腹を立てながらの暮らしでも

 

気持ちに寄り添って貰えなくても

 

旦那さんが家庭に戻りさえすれば再構築?

 

旦那さんはただ楽な方に戻ろうと思っただけで妥協で戻ってきたのかもしれない

 

そうして過ごしていく日々が自分の思い描いている夫婦像とは違っている限り、不満が解消されることはないのだから

その関係に納得できる日が訪れることはないのでは?

 

 

自分が変わったから相手が変わってくれた

自分軸になればいい

 

そう言う人もいる

それはそうなのかもしれない

 

でも、奥さんが自分軸で暮らしても一向に振り向こうとしない旦那さんもいるし

端から人の気持ちに寄り添う気のない旦那さんがいるのも確か

 

家庭的な夫を演じながら平然と不倫を繰り返していた強者もいる

 

 

こうしたから再構築できた、というのは後付けであって

 

相手にも何かきっかけが必要なはず

 

こちらの気持ちの変化と共に、偶然起こる何かで相手の気持ちも切り替わったりして

 

それがタイミングよく重なって2人の関係が突然大きく変わることもある

 

 

だから

 

こうすれば上手くいくはず

私たちならやり直せるはず、やり直してみせる

と根拠のないものを盲信して先ばかり見ても意味がないような気がする

 

 

私がなぜ今は旦那を責めなくなったのか

それは旦那の苦しそうな顔を見るのが辛いから

 

許す許さないじゃない、勝ち負けじゃない

 

ただ旦那のことが好きだから

旦那の腕の中で眠り目覚める毎日が幸せだから

 

 

自分の人生を大事にしたい

 

それだけ

 

 

いがみ合うよりも笑い合う毎日を過ごす

 

その積み重ねが一番の特効薬だと思う