家庭内別居の最悪な状況の中
長男の運動会があった
旦那が義両親へ家庭の事情をどのように伝えていたのかは分からないけれど
義両親と旦那も参加するとのことだった
普段はモラハラ全開で生活している旦那が荷物をテキパキと運び、並べて置いた椅子に座り白々しく話し掛けてきた
義両親の前で仮面夫婦を演じようとしているのが分かった
私はこのときの旦那の態度の変わりように嫌悪感を抱き
サレラリから脱したのを覚えている
自分がモラハラ、経済的DVをしながら家庭内別居のように暮らしていることを義両親に知られないよう必死に取り繕う旦那
私には全く見せなくなった笑顔を向けてくるのが気持ち悪かった
こいつの思い通りにはさせない
そんな風に思った
私はわざと椅子には座らず遠く離れたところで観戦し、不快感を露わにした
義両親が私に対して前回のように対応したのに孫を見たさにノコノコとやってきたことにも腹が立っていた
朝の挨拶を済ませた後は義両親との会話を避けた
こちらの気持ちは察しているようだった
昼休憩も私たちの日常通りに過ごした
私は子どもたちに向かってだけ話をしながら食事をし義両親の存在も無視した
そのうち旦那は私たちの輪の中に入るのを諦めた
夫婦の関係が上手くいっていないことは充分に伝わっただろう