少しずつ以前の私たちの過ごし方に戻っていった当時

 

長男が1人で寝られるようになり

 

相変わらず1人では寝られない次男と私が一緒に寝ていた

 

 

長男が自分の部屋で寝るようになったことで夜の誘いのハードルが下がったのか

旦那が次男と私の寝室へ来た

 

次男が寝ているのを確認して私のベッドに入って体を触りながら

 

あっちに行こう

促されるままに旦那に手を引かれ元々夫婦の寝室だった部屋へ行った

 

 

そこで始まった久しぶりの行為は以前のようにはいかなかった

 

 

嫌悪感はないものの

 

長い間触れられていなかった胸は敏感になり過ぎて繰り返される愛撫に乳首がヒリヒリと痛み出した

 

膣も摩擦を感じて気持ち良さよりも違和感の方が勝っていた

 

そして、キスができなかった...

 

何度もMとの行為を想像してしまい避けてしまった

 

 

以前のように愛おしさを感じながら旦那に触れていた気持ちや高ぶる感情はなく

 

ハグから始まって体を舐め合い触り合って挿入されただけ

 

 

余計なことばかりが頭に浮かんで集中できなかった

 

体が繋がっただけの行為に感じた

 

 

もちろんピロートークをする雰囲気にはなるはずもなくて

 

長いブランクの照れもあり、私はそそくさと部屋を出た

 

 

それでも求められたことは嬉しく思えて

 

の日を境に数日置きに誘いに来るようになった旦那を、その都度素直に受け入れた

 

 

少し気になったのは

 

以前なら私に触れる前から大きくなっていた旦那のアレが硬くなるまでに時間が掛かるようになったこと

 

年齢的なものもあったのかもしれないけれど

 

中折れや、できないという事態にはならなかったものの気持ちが追いついていないのは旦那も同じなのだと思った