正月の一件から義両親も旦那への連絡はしなくなり、私と連絡をとって子どもたちに会いに来るようになった
これは今でも続いている
親戚のことであろうと何であろうと必ず旦那ではなく私へ連絡が来る
家族は旦那を完全に見放した
2013年から3年程を一緒に過ごしてきた旦那の趣味の仲間も、その環境が少しずつ変わっているようだった
結婚、子どもの成長、起業、転職、転勤
趣味への向き合い方が変わるのは当然のこと
子どもに趣味を教え始める人、違う趣味に夢中になる人だっているだろう
1年もあれば人の環境はガラリと変わることもある
変わらなくてもいいのは自己中に宙ぶらりんな生活を続ける旦那だけ
旦那が仲間や女と過ごす時間が減ってきているのには気づいていたけれど
この頃にはもう私たちの方が旦那を避けていた
今日は?これから実家行くの?
そうだけど、何で?
別に...
私は聞かれたことに答えるだけ
何で居るのか、早く出掛けて欲しいとさえ思っていた
旦那が家にいる時間が増えても
お構いなしに子どもたちを連れて3人で出掛けた
なるべく旦那と顔を会わせなくても済むような生活リズムに変わっていたのだから、それは当たり前のことだった
家庭を蔑ろにした旦那に構う必要はとうにない
旦那が帰宅する時間には家族は寝静まっている
起きていたとしても寝室で物音を立てずに知らん顔をして息を潜めた
旦那の望み通りに、疎ましく手放したかった家族は離れていき
もう見向きもされない
休日は食事の用意もしてもらえず、1人家に残される旦那は暇を持て余し
一体何を思っていたのだろうか