以前とは違い何でも話せる関係になった私たち

 

私は真相を確かめるべく迷わず旦那の元へ

 

 

でも甘えたな私の性格上、旦那を叩き起こして怒鳴りつけるなんてことはしなかった

 

不安で堪らなかったけれど、今の旦那には何もないと何故かそう思えて

早く旦那に抱き締めてもらいたかった

 

 

旦那が寝ているベッドに潜り込んだ私は震える手で後ろから抱きついた

 

(私)?もう起きる時間?

 

あのさ、ラブホのカード...

 

なんで持ってるの?

 

背中に顔を埋めながらこう聞いた

 

 

旦那は寝惚けているのか動揺したのか

 

え?何?ラブホ?カード?

 

財布...見ちゃったの

 

ラブホのカード...入ってた

 

あぁ... うん

 

何で財布見たの?

気になることがあった?

 

分かんない何か女の勘?胸騒ぎがして...

すごい気になったの

 

そうか、女の勘か

それすげーな

 

見て、震えが止まらない寒い

 

旦那は慌てて私を抱き寄せ手を握りしめた

 

 

こんなになっちゃって...

ごめん、大丈夫?

 

大丈夫じゃない

 

何で?誰と?

あの子と行ってたから?

まだ続いてるの?

 

 

涙が出てきた

 

 

誰とも行ってないよ

 

嘘つき

 

そういうことじゃなくて...

 

 

恥ずかしいから言いたくないなぁ

 

何が?

 

 

うーん...

 

 

 

呼ぶやつ...

 

 

 

え?

 

 

 

 

 

デリヘル... 呼んでた

 

 

ショックで声も出なかった

 

私にとっては浮気よりも衝撃的だった