離婚の話が保留になり家庭内別居のようなものが始まった当初は

 

食事の時間をずらして

一秒たりとも同じ空間にはいないよう、いつもピリピリと気を張っていた

 

家のどこかで鉢合わせしてしまったら体ごと避けられることに傷つき

 

嫌悪感を剥き出しにする旦那の表情に怯え

 

静まり返った冷たい雰囲気の中で暮らしていた

 

 

それから半年が過ぎた頃の私は運動会の件もありサレラリからもすっかり覚め、無の感情になった

 

浮気、モラハラ、経済的DVをする最低な男に成り下がった旦那

そんな人間のことで悩んでいるのがバカらしくなったのだ

 

生活費も私の方が多いぐらいに払っているのだから、こちらが下手に出る筋合いは全くなかった


旦那がいようがいまいが気にせず

 

嫌ならそっちが避けろぐらいの気持ちになり自分のペースで暮らすようになった

 

 

その一方で旦那は常にコソコソとしている挙動不審な行動

 

冷たい態度に鋭い目つきをして

 

連絡事項を話し掛ければイラつき

 

私の顔を見ることは一切なくなり顔つきまでもが変わってしまった

 

無精髭を生やし、手入れの行き届かない汚れた靴を履いて

 

私が構わなくなった服装は清潔感などなくなり落ちぶれていった

 

 

旦那に構わなくてもいい生活は何だかんだで楽だとも感じるようになった

 

子どもたちと3人で気の向くままに好きなところに出掛けて

たまには奮発もして美味しいものを食べて

 

その笑顔に救われた

 

両親が旅行にも連れて行ってくれた

 

 

子どもたちもモラハラな態度をする父親なんて、いない方がずっと伸び伸びとしていて

 

子どもの方から旦那と一緒の空間にいるのを避けるようにもなった

 

 

旦那はいないのが当たり前 

 

その存在は薄くなるばかりだった

 

親族、子どもたちの行事

必要最低限の連絡事項も何も伝えなくなった

 

旦那を私の生活から排除した