episode-53 「魔人提督の最期!そして大首領の正体は?」 | ハマちょんのブログ

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♪OPテーマ♪
聞こえないか君 聞こえるだろう君
ほら あのマシンの爆音
大地が轟き 風が唸る
それは そう それは
あのマシンに乗る男の熱き血潮の高鳴り
悪を憎む怒りの雄叫び
ライダー 男の名は仮面ライダー


「魔人提督の最期!そして大首領の正体は?」


冒頭は前回のおさらいから始まり、スカイライダーと魔人提督の激闘の続き。

風上に立ち、何とか毒ガスは回避したスカイライダー。

仕方なく毒ガス戦法は諦めた魔人提督の次なる武器は、なんと入れ歯!(←爆笑)

改造人間の心臓を弱らせる毒液が入った入れ歯を投げつけるが、蹴り返されて自分に食らう魔人提督(←笑)

自業自得で仕方なく退散する魔人提督。

そして、その戦いをずっと眺めていた湖の中の巨大な謎の怪獣。

一方、ブランカには、これまた唐突に一文字隼人がアラスカから帰国して登場!

魔人湖へ向かったという連絡を最後に、洋は単独行動をとり、城茂からの連絡も途絶えてしまったと源次郎から聞き、急いで魔人湖に向かう一文字さん。

その頃、蟻地獄から放り出されて滝壺の脇で気絶する城茂。

そこで倒れた茂を見つけた一人の老婆…じゃなくて熟女(笑)

結論をいうと、この人が、実は生きていた洋の母親なんだが、悪いが、どう見ても岸田今日子にしか見えん(笑)

一方、魔人提督のアジトに乗り込む洋。

魔人提督の体はどんなに傷つこうと月の光を浴びると次の朝には復活するらしく、魔人提督は月光の間で休んでいると聞かされた洋は、そこへ向かう。

しかし、そこに安置された棺の中で眠る魔人提督のナンバープレートが、なんと、一同驚愕の「FX777」!!…まぁ、勘のいい人は前回ラストあたりで気づいたかもね。

憎き魔人提督が父親だと分かった洋は激しく苦悩する。

このシーン、感情移入しちゃって何とも言えないね。

一方、目を覚ました速水達郎(by走れ!熱血刑事。笑)

会った事もないくせに、傍で看病してくれた熟女が洋の母親だと気づく城茂はヘタな作り笑顔で実息の洋よりも感動して見せた(笑)

そして再び場面は月光の間。

まだ完全に蘇っていない魔人提督を、今がチャンスとばかりにとどめをさそうとする洋。

しかし、いくら憎き魔人提督でも、実の父親を殺す事ができない洋。

昔の回想シーンとかが出てきて、なかなか泣かせる。

そして、突然、目を覚ます魔人提督。

「どうした?今ならワシを殺せるぞ?」と問う魔人提督に対し、「できないよ、父さん!」と顔を背ける洋。

「父と思うな!お前の敵、人間の敵と思え!」と言い、困る洋に「それでは、お前はワシを許すのか?ネオショッカーを許すのか?」と、なおも問う魔人提督。

それに対し、「それはできない…断じてできない!」と言い、苦悩し葛藤する洋。

スカイって、唯一の特徴だった飛行能力も結局は初期の頃しか使われなくて、全編を通して見ると仮面ライダーシリーズの中でも特徴がなくて影が薄いって言われるけど、スカイの最大の特徴は「優しい主人公・筑波洋」なんだよね。

だから、第25話のボンゴの時もそうだけど、こういう苦悩する描写がすごく秀逸に描かれる。

この最終回三部作は、本当にちゃんと見れるストーリーだと思います。

そして、苦悩する洋の元へ駆けつける2号ライダー。

いい事を書いた後で申し訳ないが、暗闇の背後から急に出てくる2号ライダーにちょっとビックリ(笑)

そして、「どうするのだ?洋…」と、2号ライダーに問われる洋。

さらに、棺の中の魔人提督からも「どうするのだ?洋…」と結論を急かされる洋。

洋は、棺の中の魔人提督を背負い、2号ライダーの制止も聞かず、溶岩が燃える地底へと入っていく。
魔人提督の体内に仕掛けられた時限爆弾のカウントが始まるが、「知っていたよ…。俺は父さんと一緒に死ぬ覚悟はできているよ」と話す洋。

しかし、その背後で、「バカなヤツめ…この魔人提督は粉々になっても心臓が無事な限り、大首領の力で生き返る事が出来るのだ…!」とひそかに目論む魔人提督…。


☆アイキャッチ☆


ここでアイキャッチを挟み、滝から脱出を図る茂と洋の母親。

しかし、アリコマンドに襲われ、応戦する茂だが、洋の母親は現れた怪獣によって連れ去られてしまう。

「なんという巨大な…あんな生物が地球上に生きてるなんて、誰からも聞いた事がないぞ…」と怪訝そうな顔をする茂。

そして、その向こうで魔人提督を背負った洋を見つけた茂。

駆け寄る茂に対し、「城さん!近寄らないでくれ!」と制する洋。

事態が分からず、「洋!どうしたんだ、それは…」と聞く茂。

ここの会話シーンはマジで今回の三部作の肝!


洋「この人は俺の父さんなんだ…。俺の父、改造人間FX777は…魔人提督だったんだ」

茂「バカな!お前は騙されてるぞ、洋!その男がお前の父親であるハズがないっ!」

そして茂は、黙って滝の方を指差す。

その先には、氷漬けにされた洋の父親の姿が…!

驚く洋に対して、言葉を続ける茂。

茂「洋…お前のお父さんはな、ネオショッカーの味方となる事を断固として拒んだために見せしめとして氷漬けにされて殺されたんだ…」

洋「それじゃ、爆破されたのは!?」

茂「変装したアリコマンドだったそうだ。…それに、お前のお母さんは生きてたぞ!俺は今までお前のお母さんと話をしてたんだ!」

それを聞いた洋の顔が少しだけ明るくなる。

ここの茂(=荒木しげる)の迫真の演技は、もはや仮面ライダーの域を越えてるね。

刑事ドラマの顔だよ、あれは(笑)

そして、ようやく、全てが魔人提督の策略だったと気づいた洋。

開き直って残忍な笑顔を見せる魔人提督は、時限爆弾で洋を道連れにしようと企む。それを助けるため、ストロンガーに変身する茂!

前回は手袋の脱ぐ描写はなかったけど、今回はちゃんとあります!

制作スタッフ、グッジョブ!(笑)

さらに後を追ってきた2号ライダーも加勢し、ストロンガーと2号ライダーという異色ながら力自慢のコンビにより、魔人提督と引き剥がされる洋。

変身し、怒りのままに魔人提督を殴打するスカイライダー。

最後は2号ライダーキック&ストロンガー電キック&スカイキックで憎き魔人提督を撃破!

何とか心臓だけ残った魔人提督は大首領に復活を頼むが、大首領はその頼みを聞かず、無情にも魔人提督の心臓を握り潰してしまった…。

サブタイトルの通り、大幹部・魔人提督の最期である。

そして、ちゃっかりネオショッカー地底基地の図面を盗んできた2号ライダー。

正体不明の大首領のいる大神殿へと向かう3人ライダー。

スカイライダー(=洋)は、その道中、大首領の召使いとして働かされる母親と再会。

生きていた実の母親との再会に人目はばからず涙して再会を喜ぶ洋と母親。

2号ライダーとストロンガーは、洋に母親を連れて今来た道を引き返すように命じ、自分たちは時間稼ぎに大首領と相対する。

「出て来い!大首領!」と大口を叩く2号ライダーが、その正体が以前の岩石大首領なみの巨大な翼竜の怪獣だったと知り、「なんという巨大な化け物だ…!」と急にビビって腰が引ける2号ライダー(笑)

明らかすぎる体格差で、ライダーキックや電キックも効かない大首領。

さらに火まで噴く大怪獣に為す術がない2号ライダーとストロンガー。

仕方なく退散する2号ライダーとストロンガー。

一方、滝壺で氷漬けにされた父親に別れを告げる洋と母親。

しかし、大首領が神殿を荒らされた怒りに任せて起こした大地震による落石が、二人に襲いかかる!

洋と母親は、無事に脱出する事ができるのか!?

そして、次回はいよいよ長かった全54話の記念すべき最終回!

大首領と仮面ライダーの戦いの結末は!?

って事で次回へ続きます。


●今回の名セリフと名シーン●
・魔人提督を背負った洋と、それを諭す茂の迫真の会話シーン


♪EDテーマ♪
1.2.ライダー ダダッダダッ ジャンプ!
3.4.ライダー ダダッダダッ キック!
5.6.ライダー ダダッダダッ パンチ!
7.8.ライダー 無限の力
愛と誠の力と技に
命を乗せて ぶち当たる
1.2.3.4.5.6.7.8
輝けライダー ライダー


▼次回予告▼
最終回、スカイライダー、「さらば筑波洋! 8人の勇士よ永遠に…」 ご期待下さい。