月曜日。入学式でした。
ホールを貸し切ってやるところに、
金の臭いを感じました。
そしてやたらと長い校長のお言葉。
その間、参列した年寄達の動かないこと、
山の如し。
「2~3人死んでるんじゃないの?これ」
と、私はやや本気で思っていた。
それは、間違いではなかったのです。
おじいさんの1人が急に意識を失ったのです。
倒れる老人。ざわつく会場・・・。
「ジジイ・・・」「え!まじ?」「なにも入学式に・・」「死神が・・・」
誰1人としておじいさんを心配しないところに、
人の本性を見た気がします| 壁 |д・)
その数分後。
男子生徒一人がまた、奇声を発して倒れた。
その男子生徒を運ぼうと急ぐ緊急隊員に、
タックルされたことが、その日の思い出。
大丈夫か、この学校。
そして私の背骨と2人。