「悪性って…、がんってことですか…？」
「そうですね」
突然のがん告知。
5年前のバレンタインデーの出来事でした。
たまたま、お腹にあるしこりに気付き、深く考えず受診したレディースクリニックで卵巣の腫れを指摘され、総合病院での検査を勧められるも、腫瘍の9割は良性だという卵巣腫瘍、まさか自分が悪性かもという可能性は全く考えてなくて、手術の付き添いをしてもらう為に親に上京してもらわなきゃいけないのかな、わたしが入院してる間お母さん１人で電車で移動できるかな、休んでる間仕事はどうすればいいんだろう、って、手術のことよりもそれに関わることばかり考えてました。
自宅から比較的近い場所にあった総合病院で診察の予約が取れたのが2月14日の午前の枠。
有休もたくさん残ってるし1日お休みもらっちゃおう、と思って受診したら、まさかのがん告知。
手術して組織診断してみないと分かりませんが、と前置きされましたが、担当医が悪性だろうと確信しているのが伝わってきました。
次の日会社に行くと、先輩から
「バレンタインにお休みするなんて〜、デートでもしてたのー？」て悪気なく言われたけど、心の整理も全然できてなくて何も言えず、苦笑いするしかありませんでした。
あれから5年。
5年経ったからといってリセットできるわけではないし、なくなった臓器は二度とかえってこないけれど、時の経過とともに病気のことを考える時間が少しずつ減っていき、今の身体とも上手く向き合えるようになってきました。
そして当時は病気のことを伝えることができなかった友人たちにも機会があるごとに伝えていってます。
少しでも異常を感じたらすぐに受診してね、という気持ちを感じてほしくて。
わたしの部署では、義理チョコを配る慣習はわたしが入社する前になくなったらしく(ラッキー
)、本命チョコを渡す相手もいないので、普段と変わらない1日。
)、本命チョコを渡す相手もいないので、普段と変わらない1日。同僚がニョロニョロのチョコをくれました。
かわいい
夜は同期と一緒にお出掛けしてきました。
インスタ映え抜群（笑）なスムージー
からのー
ラーメン（笑）
この写真を撮ったあと、エビが玉子の上に乗っかっているだけでなく、ワンタンに入っていることにも気付き(甲殻類アレルギーなのです)、店員さんがワンタン抜きを作り直してくれたっていう。。
つきあってくれた同期に感謝。
お腹いっぱいなしあわせな1日でした。