羽々斬ブログ

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ゼロで死ね！

竹内です。

梅雨明けを待ち望んでいた宮崎ですが、
最近は天候不順が続いております。
刻一刻と変わる空模様に、
外出時は傘を手放せない日々です。
一方で、秋田や山形では豪雨による
大きな被害が報じられています。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
災害の多い日本列島ですが、
互いに助け合い、乗り越えていきたいものです。

さて、話題を変えます。

先日、『DIE WITH ZERO』という本を読みました。
著者のビル・パーキンスさんが提唱する
「人生の経験を重視する」という考え方に、
大いに刺激を受けました。

この本のまえがきで、
イソップ寓話の「アリとキリギリス」の話が紹介されています。
特に日本では「アリとキリギリス」の話において、
アリの勤勉さが称賛されますね。
しかし、この本はこう問いかけます。

「アリは一体いつ遊ぶのか」

この本では、単に働いて貯蓄するだけの人生に疑問を投げかけています。

印象的だったのは、
お金の価値は年齢とともに変化するという指摘です。
確かに、若い頃の10万円と、歳をとった今の10万円では、
使い道も感じ方も大きく異なります。
若い頃は、友人との旅行や趣味に使い、
今は家族との時間や健康に使う。
そう考えると、お金の使い方も
年齢とともに変化させていく必要があるのかもしれません。

自分の人生を振り返ると、
若い頃にもっと冒険すべきだったかな、
と少し後悔の念がわきました。
でも、今からでも遅くはないはず。
むしろ、これからの人生をどう過ごすか、
改めて考えるきっかけになりました。
若い方々には、ぜひ今しかできないことに
チャレンジしてほしいと思います。
もちろん、無謀な行動は避けるべきですが、
計算づくで人生を送りすぎるのも
もったいない気がします。

この本を読んで、改めて
「豊かな人生とは何か」を考えました。
お金や物だけでなく、
経験や思い出、人とのつながりなど、
目に見えないものの大切さを実感しています。
皆さんも、自分にとっての
「豊かさ」について、
考えてみてはいかがでしょうか。
きっと、新たな発見があるはずです。

ではまた！！