私はギターを弾いたりするわけで、その他の楽器にはそんなに詳しくないんです。
しかし、各パートごとに好きなミュージシャンはいたりするわけでしてそんな話もしていこうかと思います。

今回はベースです。

世の中にはいろんなベーシストがいますね。
私が聴く音楽なんて偏ってるので凄い人はごまんといるでしょうが、私が好きなベーシストはこの人。




松井常松です。

今の人は知らないもしれませんが、BOOWYというバンドでベースを弾いてた人ですね。
BOOWY時代は松井恒松と名乗っていたみたいですが、後に改名したそうです。


BOOWYといえば氷室京介と布袋寅泰が有名ですが、私は松井常松が1番カッコいいと思っていました。
何がかっこいいって、仁王立ちでひたすらダウンピッキングのみでベースを弾き続ける姿ですよ。

私なんかが言うのはおこがましいですが、この人は技術的にそんなに難しいことはやっていないと思うんですよね。
ひたすらルート音を弾き続けるみたいな感じ。


だが、それが良い。


主張することなく、黙々と自分の仕事をキッチリとこなす。
微動だにせず、表情も変えず、そしてダウンピッキングのみ。

うーん、渋いなぁ。

渋い。

いぶし銀だよ。

職人って感じ。

男前だしね。



BOOWYは私の世代とはずれ込んでますが、もしリアルタイムで出会ってたら彼を推してただろうし、もしかしたら自分もベースを弾くようになってたかもしれません。

当時の私は音楽や楽器の知識があまりなかったもんですから、この人のせいでベースはダウンピッキングのみで弾くものだと思い込んでました(笑)

後にデビューしたBUCK-TICKというバンド。
彼らもBOOWYと同じ群馬県出身のバンドなんですが、そこにベーシストの樋口豊という人がいます。
初期の頃のこの人は松井常松からの影響がモロだったと思います。
仁王立ちでひたすらタウンピッキングしてましたもん。


私もベーシストだったら絶対この人の影響は受けていただろうし、ダウンピッキングの練習ばっかしてたんだろうなーなんて思いますね。