コンデンサーはロマン。

どこかでそんな言葉を聞いたような気がします。

交換しても音が変わってるのかどうかわからないパーツ。
それでも音の変化を夢見て多くの戦士たちがコンデンサー交換に挑んでいるとのこと。

そんなことを聞いたら自分だってやってみたくなるじゃないですか。


というわけで私もコンデンサーの交換をしてみます。

今回、交換するのはこちらです。



オレンジドロップです。

詳細を載せると0.022uFの400Vってやつです。
もうこの辺は専門家じゃないのでよくわかりません。
コンデンサー交換自体がはじめてなものですし。

この数値によってもいろいろ変わってくるとのことなのですが、とりあえずド定番のオレンジドロップにしてみました。

とりあえずこれつけとけば大丈夫みたいなことを聞いたので。



さっそく元からついてたコンデンサーを外しました。



うん。

これは完全にクロレッツだ。



大きさも全然違う。

これは交換したらけっこうな変化がありそうだぞ。

そんなわけでオレンジドロップをはんだづけします。





できた。

はんだづけが下手くそなのはともかく、なんとかくっつけることに成功しました。
では、さっそく音を出して確認してみるとしますか。

ギターとアンプを繋いでジャラ〜ンと。




……

………


うん。









変わってねーな






おっけーです。

予想はしていました。

コンデンサー変えてもたいして変化がないのは噂で散々聞いていました。
やはりという感じです。

いや、厳密に言うと変わってはいるんでしょう。
そりゃどっかしらのパーツを変えれば何かは変わってるわけですよ。
まったく変化がないなんてことはありませんから。

そもそもコンデンサーってトーンを変えるためについてるものです。
素の音を変えるためのものじゃないですから。

それにしても至るとこで聞く音が変わったという話はなんなんだ…
あれはほんとなのかね?
正直なこと言っちゃうと私はそこまで変化があったとは思えないし、その微妙な変化に気づくような耳を持っていないですよ。

きっとあれって


わざわざ金かけてコンデンサー変えたのに音が変わらなかったのもしゃくだし、変わってないとか言うと良い耳を持ってないとか思われそうだし、周りに舐められるのも嫌だからとりあえず抜けが良くなったとか言っとこう


的なやつなのではないかと。

まあ、コンデンサーはお守りみたいなものだと聞いたこともあるのでそんなもんなんでしょう。


変わってないわけじゃないだろうけど、変わってることを判断できないレベルの変化


というのが私の感想です。

まあ、こういうのって自己満足ですから。
なんとなくトーンの効き方は変わったような気がするし。
コンデンサー変えたぞっていう気持ちが大事なんでしょうね。