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あらすじ
30を過ぎて結婚した男女の遠く隔たったままの歳月。ガルシア=マルケスを思わせる感覚で、日常の細部に宿る不可思議をあくまでリアルに描きだす。過ぎ去った時間の侵しがたい磐石さ。その恵み。人生とは、流れてゆく時間そのものなのだ。小説にしかできない方法でこの世界をあるがままに肯定する、日本発の世界文学! 第141回芥川賞受賞作。

 

ひと言
3、4日前に読み終えたのだが、うーん このブログに何て書けばいいのかわからず、しばらくそのままにしていた本である。他のひとはどういった感想を持ったのだろうかといろいろ読んで見たが、概ね評価は低いものであった。「何かを伝えるということ自体を放棄しているのだろうか?」という感想を書かれた方もあり、読了後こちらに何も伝わらなかったというのが正直な感想である。