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あらすじ
少年が、左構えの銃を手にした瞬間、世界は変わる。 一五五六年。 戦国の大名いまだ未成熟の時代。 勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、もはや開戦を避けられない状態にあった。 後に両陣営の命運を握ることになるその少年・小太郎のことなど、知る由もなかった――。 戸沢家と児玉家。 両家を支えるそれぞれの武功者、「功名漁り」こと林半右衛門、「功名餓鬼」こと花房喜兵衛の両雄が終わりなき戦いを続けていた。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する11才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。

 

ひと言
「のぼうの城」(昨年読んだ本の中で間違いなくベスト5に入る作品)の和田竜の本なので,今度はどんな風に楽しませてくれるのだろうと期待して読んだ。5復讐まではおもしろかったが,その後はどうにもいただけなかった。「のぼうの城」がすばらしかっただけに,それを越えるような作品を期待するのは無理かもしれないが,次の作品に期待したい。