香港航空HX6683便 岡山→香港 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回から新たに、先日からタイと香港、澳門へ行った際の分を公開していきます。

 

 

今回の出発は岡山空港からです。岡山空港もアジアのみですが、多くの国際線が発着しています。

今回利用したのは岡山に週2往復が運航されている香港航空です。

香港航空は東京や大阪にも就航し、比較的安い値段で利用できるレガシー航空会社として人気を博しています。イギリスのSKYTRAX社の世界ベストエアラインランキングでは4つ星評価を獲得、また競争相手がサービスレベルの高いキャセイパシフィック航空ということもあり、年々サービスレベルが向上していることでとても評価の高い航空会社のひとつです。

岡山空港では国際線のチェックインカウンターは各社共通の場所であり、大韓航空の看板が掲げられた場所でチェックインを行います。今回は香港乗り継ぎでバンコクまでの利用でしたが、航空券は岡山でバンコクまで発券、荷物もバンコクまで通しで預かってもらえました。

 

香港航空は3大アライアンスには加盟していませんが、海南航空系の航空会社ということで、海南航空系列のマイレージサービスである金鵬倶楽部(Fortune Wings Club)でマイルを貯めることができます。海南航空や天津航空などでもマイルを貯めることができますので、香港や中国へ旅行する機会が多い方や香港を経由した旅行をされる際には加入するとよいと思います。

 

 

岡山空港の出国審査や国際線の手荷物検査はレーンが少なく、オープン直後は混雑しますので、時間を空けて向かうか、早めに並んでおくことをおすすめします。

今回利用したのはHX6683便香港行きで、機材はエアバスA320型機です。

 

 

出発20分ほど前に準備が整い、搭乗が開始されます。この機体はビジネスクラスのないオールエコノミークラス機材で、香港航空系列のLCCである香港エクスプレスでも使用されている機体です。

このため、個別モニターやオーディオサービスといった整備は全くなく、機内で暇をつぶす本などを持ち込んだ方がよいと思います。

座席配置は3列+3列で、この日は別料金の必要な非常口座席などを除きほぼ満席となっていました。

 

足元はよく利用する香港エクスプレス同様で広くも狭くもないという印象でした。

 

香港航空はレガシーキャリアですので、様々なサービスがあります。毛布のほか、新聞も各種用意されています。新聞は香港のもののほか、日本の新聞(国際版)もあります。

 

 

機内免税品は2冊に渡って紹介されており、多くの商品があります。

数は少ないですが香港航空オリジナルグッズの販売もありました。

 

 

そして機内誌。エアバスA330型機などでは個別モニターがあるようですが、前述の通り、このエアバスA320型機にはそういった設備はありません。

 

 

就航都市を掲載したマップを見てみると、日本へは札幌、東京(成田)、大阪、岡山、米子、宮崎、鹿児島、沖縄へ就航しています。東南アジア方面へはハノイ、ホーチミン、バンコク、バリ島、プノンペンなどへ、そのほか中国各地、台北(桃園)、遠方へはサイパン、ゴールドコースト、バンクーバー、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどへの運航があります。アメリカ大陸方面への路線が多いのも特徴ですね。

 

 

香港エクスプレスと違う点は天井からつり下がっている液晶モニターは使用されます。

こちらを使って安全設備の案内ビデオが流されるほか、非常口の案内は客室乗務員の実演も並行して行われます。飛行中は録画のテレビ番組などが流されますが、オーディオサービスがないため、字幕も併用して流されていました。

 

 

飛行機は岡山空港を出発します。出発時、隣にはタイガーエア台湾の姿もありました。

タイガーエア台湾は現在は岡山へ週6往復運航しており、3月からは毎日運航になる予定です。

 

既に日没に近い時間であるため、街には明かりが見え始めていました。

 

 

離陸して1時間後くらいに機内食が配られました。この時間は夕食メニューの提供で、ポークライスかチキンパスタからの選択でした。今回はチキンパスタを選択しました。

パスタは平打ち麺で、やわらかめの茹で具合です。チキンも見た目の割にはあっさりとした味でとても食べやすく感じました。このほか、日本線らしい和そばや、温かいパンも提供されます。

デザートは真ん中にある豆腐花というデザート豆腐です。甘い味の豆腐で杏仁豆腐のような風味が特徴です。甘味が好きな方ならば美味しくいただけるのではないかと思います。

飲み物の種類も豊富で、ジュースはオレンジ、アップル、トマトなどがあります。アルコールはビールのほかにワインなどもあります。ミネラルウォーターは機内食にセットでついてきますが、後から追加注文もできます。また、温かい飲み物はコーヒーとグリーンティーが選べます。

今回はアップルジュースを選択し、食後にはコーヒーをいただきました。

 

 

機内食を食べて一休みしていると、飛行機はあっという間に香港上空へ。上空からは建設中の港珠澳大橋を見ることができました。

 

 

そして飛行機は岡山から4時間ほどの所要時間で香港国際空港へ着陸。

この日は機内で貧血で体調を崩されたお客様がおられたため、その方が最優先で降機されて救急車へ乗られ、その後に降機がスタートとなりました。

 

 

岡山線のような地方路線はボーディングブリッジでの降機となることは多くなく、今回もタラップで降機となり、ランプバスで移動となりました。

ランプバスでの移動の場合、空港内で歩く距離は非常に短くなるというメリットがあります。

 

今回は岡山から香港へと移動しましたが、この先、更にバンコクへの移動となりますが、その様子は次回お送りしたいと思います。