人は「自分を笑顔にして
くれた人」に心を開くものです。
あなたが笑顔にしたい人は
誰ですか?
その人は、あなたを信頼して
くれていますか?
歌手であるさだまさしさんは
1987年から2006年まで毎年
8月6日に「夏長崎から」と
題する無料の野外コンサート
を開催しています。
8月6日は広島に原爆が投下
された日です。
さださんはその日にもうひとつの
被爆地であり自分の出身である
長崎で歌を歌い続けていたのです。
でもだからといって平和について
何かを語るわけではありません。
さださんも「イベントに思想性
を持たせようとは思わない」と
言っています。
ただ、来てくれたお客さんに
必ずひとつだけこんなことを
お願いをしています。
「このコンサートが終わる間に
ほんのわずかな時間でいいので
あなたの一番大切な人の
「笑顔」を思い浮かべてほしい。
そしてその「笑顔」を守るために
自分には何ができるのだろうか?
ということを考えてほしい」
あなたが笑顔にしたい人は
誰ですか?
その笑顔のために、あなたは
何をしていますか?
「人は何のために生きるのか?」
そう聞かれたとき、ある有名な
僧侶はこう答えたそうです。
あるドラマに母親と小学生の
娘のこんな会話があります。
その娘さんは「夢」という名前です。
娘「お母さんなんで笑ってんの?」
母「夢が笑っているから。
じゃあ夢はどうして笑っているの?」
娘「お母さんが笑っているから!」
「大切な人が笑顔なら、あなた
も笑顔になることができます」
あなたが笑顔にしたい人
は誰ですか?
そしてその人は笑って
いますか?
その人の笑顔のために、
あなたは何をしていますか?
その人の笑顔が、あなた
を幸せにしてくれます。