こんにちは。
SUKUNA運営事務局です。
以下は瀬戸内寂聴さん
の法話より一部抜粋
しています。
『よく女性からこんな質問
を投げかけられます。
「自分が好きになれない…
自分の性格が好きではない
私は社交的でないし、
見た目もよくない…
自分は何をしたいのか？
何をすればいいのか？
さっぱりわからない…
これから私はどう生きれば
いいのでしょうか？」
このような質問がよく
私のところにくるのです。
それらの答えとしては、
昔と違ってこれらは贅沢な
悩みだと思います。
働くことがつまらなければ
辞めればいい。
これは私しか出来ないという
ことを自分で確率させること。
五体満足で生きていけるだけ
有難いと心から思うこと。
まずは「有難い」という
気持ちをいつも持つことです。
でもそう思えないのは人生に
対する「甘え」なのです。
自分を好きになれない人は
人を好きになることはない。
自分が幸せでないと
人を幸せにできないのです。
世の中で自分を一番知って
いるのは自分だから、まずは
自分を好きになることです。
そうしないと今、生きている
値打ちがないのです。
自分が生きているために
自分がここに存在するため
に誰かを幸せにできる。
「これが生きがいというもの」
「自分が生きているために
自分の子供があるいは恋人
が幸せだ」
そういうのが必要なのです。
もう一度言います。
「自分が幸せになれないと
人を幸せにさせれないのです」
自分が可愛いと思っていない
から可愛い顔にならない。
だから自分を好きになって
いくとそれだけで周りは
和やかになるのです。
人の事は知らないけど自分
のこと、自分のすべてを
好きになることです。
自分の顔ももちろん好きに
なるように努力すること。
例えばどうしても鼻が低く
そこが、気に入らなければ
そこを高く見えるような化粧
方法を研究するとかもっと
言えば整形してでも好きに
なることです。
とにかく自分の事を好きに
なることです、何がなんでも。
自分を好きになることで、
あなたの人生はすべて変わる
そして全般的に済んだことは
しょうがないとクヨクヨしない
済んだことを「ああだこうだ」
と考えてしまうのはよくない。
過去のことより前を向いて
進んでいきましょう。
コンプレックスとは何に対して
のコンプレックスなのか？
人と比べるのはやめること。
自分のどこが悪いの？
と思うように努めること。
「人間の判断材料は器量
ではない」
そのことを心に持って
おくことです。
健康一本できた人は病気を
する痛みや苦しみはわかり
ません。
失恋したことのない人は
失恋の痛みや苦しみは
わかりません。
これはある意味不幸です。
他者の心の痛みや肉体の
痛みや苦しみがわかって
こそいい人間なのです。
必ずしも恵まれすぎている
人は幸せとは思わない。
人生は長いからずっと
いいことばかりは絶対に
続かないのです』
と語られています。
多くの人特に女性から圧倒的な
支持を得ていた瀬戸内寂聴さん。
惜しまれてお亡くなりになられ
ましたが「自分を好きになること」
「自分を大切にすること」
このことを第一に考える事と
いうのは先生の考えと同じです。
