幼稚園卒園後の春休み、「フン…」とかすかに聞こえるのが始まりでした。
可愛らしいような鼻歌みたいな感じ。
少しずつ「フン…フン」と増えてきて、鼻歌だと思っていた私は「ご飯中に鼻歌はやめなさい」と注意していました。
それでも続く「フン…フン…」
…
何となくチックが頭に浮かび調べてみると、当てはまりました。
ほとんどが自然と消える、と書いてあり「そんなに心配いらないな。環境が変わるから仕方ないんだな。」くらいに軽く考えていました。
息子は幼稚園のクラスが変わるたび、慣れるのに時間のかかるタイプ。
泣いて嫌がるわけではないんだけど、幼稚園に行きたい!というタイプでもない。
出来れば行きたくない!感じです。
自分からお友達に声をかけることが出来ず、誘われなければ一人でいるような子でした。
そんな息子にも仲良しのお友達が出来ましたが、その子がいないとやっぱり一人…
先生は、さりげなく息子も仲間に入れるよう気にかけて下さっていました。
当時、発達面は指摘されることはなく「慎重、人見知り、控えめ」な性格と言われており、私自身もそう思っていました。