大真の夢を見た

とても

とても

とても久しぶりに会えた大真は

1歳8ヶ月のあの頃のままだった


わかっている

なぜ夢を見たのか…


離れて暮らす両親が高齢になり

去年から妹と協力して毎月帰省している

帰省といっても片道2時間の場所

日帰りもできるけれど泊まって帰る


今回の帰省は祖父の27回忌供養も兼ねる

妹も来る予定の前日の夜

たくさんの写真を見た

大真はもちろん妹と幼かった姪っ子たちも一緒の幸せの写真


山間にある故郷は自然豊かだけれど

スマホの電波の入りが悪い

明日の五輪女子フィギュアスケートフリーが気になる夜

SNS観覧は諦めてスマホの写真を見ながら眠りについたから


朝になった

女子フィギュアスケートはどうだっただろう

そう思っていると

妹が早々と帰って来た

幼いままの姪っ子2人も連れて来ている

私は大真を抱っこしている


これは夢だ…

そう思う


でも久しぶりの大真はあの頃のまま

薄毛でずっしり重くて愛おしかった

何度も夢だと思ったのに

このまま醒めないのではないかと期待した


ふと大真の爪を見た

土か泥が入っているよう

それをとってやろとしていると

大人みたいな指になり

手の平が黒くなっていく


やっぱり夢だ!

ハッと目が覚めた


なんちゅう展開にするんやろー

けどね

そんなんじゃお母さんは驚かんし

ガッカリもせんよ


ホラー過ぎる目覚めだけれど

愛おしさが勝る

久しぶりに夢で会えた

嬉しさでいっぱいだよ


無事にお寺さんで両親と妹とで祖父の27回忌の供養を終えた


いつか私も行くあちらの世界は

空の上や虹の向こうじゃなくて

次元の違うこの場所じゃないかと思っている

私のその時が来たら答え合わせをしようと楽しみにしている