私の家族には今回妊娠していたことを話していたけど義理の両親には話さなかった。


私と義理の両親の関係ははっきり言って悪い。


最初は旦那も間に入ってくれていたけど

段々と修復不可能だと思ってきたらしい。


前々から違和感はあったけれど

私は第2子の火葬後のやりとりをきっかけに義理の両親と距離を置いていた。



でもしばらくすると嫁としてこのままじゃ旦那にも悪いなあと思った。

ずっと溜め込んでいたものをきちんと話しておかないと今後も引きずると思って、ある日話し合いをすることになった。


・心臓が止まってしまった日に義母に美容院があるからと言われたことのもやもや


・出産直後に娘に対して生まれてきてくれてありがとうよりも先に火葬やお墓の話をされて嫌な気持ちになったこと


・火葬翌日に仕事復帰や家計管理のことなど夫婦で話し合って決めることを勝手に義母が決めようとするところ


・人に会うのも辛い時期に姉夫婦からの線香を連絡なしに実家まで届けにきたこと


・義理姉夫婦の子供の顔をこっちの子の方が可愛いと優劣をつける発言をするところ


・今時の子は昔に比べて流産する子が多いと決めつけてくるところ


私と旦那で義理の両親に思ってることを正直に話した。


すると義父が


「誰かが冷静な立場にいないと物事の判断がつけれないだろ。

葬儀のこととか先に先に誘導してあげていたんだろ!」と感情的に話した。


線香は義姉夫婦からの贈り物でそれを渡さないわけにはいかんだろと。

私や自分の息子のタイミングは考えないんだなと感じた。


そして、孫の顔がこっちの子の方が可愛いという発言に対して「誰しも顔の好みくらいあるだろ。アイドルもそうだろう。孫の顔の好みもそれと同じ。」と呆れた顔で言われて、聞いていたこちらが恥ずかしくなった。


この世に無事に産まれた孫が2人もいるのに感謝するどころか容姿の優劣つける人達だとは‥



結婚前に見抜ければなああーー(無理か)



義母はずーっと隣で泣いて被害者のような佇まいだった。

「あなたたちのこと見てられない。社会から孤立してしまいそうで‥」

としきりに話していた。


義父は「天国にいる〇〇ちゃんが安心するように前を向くことが大事だろ。このままだと心配かけるぞ。まぁ、うちの犬が亡くなったときも辛かったから気持ちは分かるけども‥。犬と一緒にするななんて言ってくれるなよ?13年も一緒にいたんだからなぁ。」



いや、分かるよ

家族の一員ってくらい可愛い気持ちだけは。

だけどそれは家族間で共有できることであって私とは全く関係ない話で、何一つ共感できなかったし一緒にしてくれるなとやっぱり思った。


だって私は生きた証を自分の身体の中で実感してたもん。


他人のペットの可愛さと自分の我が子の可愛さを比べられたくない。


子供が亡くなった人たちが簡単に前を向けるなら、あなたの息子が亡くなったら私が励ましてあげようかなんて心の中で思っていた。



義母に至っては自分の母親を亡くして以降、精神科かかって薬を処方してもらっていたのに他人の気持ちは簡単に前を向けると思っているところがまた頭に来る。



話し合いは平行線のまま終わった。



その後も義両親は

家を購入するときローンはこれぐらいに抑えろと反対して、ハウスメーカーに契約破棄しろと怒鳴り込みに行ったり


これまで染色体異常で流産死産したからきっと今後もそうだと思うと決めつけられ

出生前診断して!!と涙ながらに訴えてきたり


出生前診断には流産のリスクがあるし、専門家のカウンセリングが何回も行われて慎重に進めていくもの。

それにその検査は染色体のことしか分からない。

この世にはたくさん病気や事故がつきものなのに染色体のことだけ分かったらそれで満足なのか。


そう話すと不妊治療再開した私に子供のいない人生もあるからと言ってきたり


障がいがある子が産まれてきたらどうするの?もう私は心配で心配でと長文でLINEが送られてきたり


まぁいろいろあった


夫婦2人で決めることに対して度が過ぎるくらい踏み込んできて、勝手に心配して眠れないと被害者ぶってくるところが本当に無理になってしまった。


私は障がいがあろうがなかろうが、自分のもとに来てくれたら嬉しいし精一杯育てたい。


いろんな思いで出生前診断をする人を知ってる。それはちゃんと命と向き合って決めていることだからその判断に良いも悪いもないと思う。向き合う時間が大事だから。



綺麗事じゃないことも分かるし、それでもこれまで何回も何回も考えて考えて出した答えだからブレずに進みたい。


私はただ子供を欲しいとないものねだりしてる嫁だと義理の両親は思ってるけど


そんな単純な考えじゃない


こんなに身体を張って頑張って痛い検査もやりたくない手術も経験してるんだ


もう一度3回来てくれた子供達に会いたいし

その子達が充実した人生を送れるよう私が全力で守ってサポートしたい。


だからどんな子が来てくれてもきちんとお迎えできる覚悟を持って産もうとずっと考えてる。


「生きてくれる」これ以上に尊いものはない。