亡くなった。


びっくりはした

だけども

あたしは普通だ

おばあちゃん、ありがとうなんて
一度も思ったことはありません

小さいころから
おばあちゃんが
嫌いでした。

国際結婚には
反対し
パパがお金が払えないならその大学はあきらめなさい

パティシエや調理師は才能や、努力がいる。だからあきらめなさい

勉強をしなさい

現実を見なさい

そうゆう人だった。


おばあちゃんの時代は
勉強できなかったかもしれないし、厳しい時代だったかもしれない。
それはしょうがないことかもしれない、だけど嫌いだった

あんまり話したことはないし、

あたしがしらないところで
おばあちゃんが
あたしにしてくれたことだって
あると思う。

だけどなんで
おばあちゃん


あたしに自分のこと話してくれなかったの?

意地をはれる人間になりなさい

とか

あたしの
嫌いな言葉ばかりだ

おばあちゃんが
いなかったら
あたしは
生まれてこなかった
かもしれない

だけどあたしは
生まれてこなくて
よかった
こんなとこに
いたくないよ