手術後に病室に向かうと管に繋がれた妻がいた。まだ麻酔が効いているようで意識ははっきりしていなかった。
医師からは退院するのに1週間程度と告げられていたが、とてもこの状況からは想像できなかった。改めて現代医学の進歩に感心した。

何時間かすると妻が目を覚ました。

「痛い。。」

ここでも僕はどうしようもできず横にいることしかできない。

妻から手術の結果について聞かれたが、その時は無事に終わったことのみ伝え、少し良くなってから詳細については伝えることにした。

先生の術後の診断は僕にとって予想の範囲内であり、むしろ悪い物が取り除けたので妊娠に対して少しだけ光が差し込んだような気がした。

このときは術後に何だかんだ妊娠できるだろうなぁと思っていた。悪いものを取り除けたのだから。

ただ現実は上手くいかなかった。

→続く