退院後は傷口の治癒のため1ヶ月程度の時間を要し、それから妊活を再開した。

まず始めはタイミング法から始めた。

タイミング法はこれまで何度も試みていたが、手術をしたことにより以前よりも状態が良くなったこと・手術の過程で通水検査をしたことにより卵管の通りが良くなったこと等を鑑みて、担当医の判断ひいては僕等の判断で決断した。
(過度な期待はしないようにしていたが、妻が死ぬ気で頑張ってくれたのだからという気持ちが期待感に繋がっていた。)

前述でも書いたが、この通水検査により妻の右の卵管は通っていないとのことだったが、幸いにも左の卵管は正常とのこと。
僕たちの通っている病院は大学病院のため、ほぼ毎回担当医が違う。担当医は違うのだがほぼどの先生から言われるのは

「若いから大丈夫」

→僕はこの言葉が嫌いです。

もちろん年齢は27歳と不妊治療をしている方の中では若いのかもしれない。
医学的に妊娠率と年齢は関係があります。ですが、なにか「若いから」という言葉だけで片付けられているような気がして嫌です。

僕たちには時間がないんです。


結論から言うと術後1回目のタイミング法は上手くはいかなかった。

毎回生理が近づくにつれて不安で押しつぶされそうになっている妻を見るのが辛かった。
頭では分かっているが、いざそのような状態の妻をみるときつく当たってしまう日も多い。
仕事やら何かと理由をつけて自己肯定する、
そんな自分が嫌で堪らない。

話合いの結果、僕たちは次のステップ(人工授精)へと進む決断をした。期待を込めて、


→続く