作詞家 秋本 康さん
私にとっての健康とは「健康オタクジャンケン」
僕は、“健康オタク”である。喫煙、睡眠不足、運動不足、不規則な生活、ストレス、暴飲暴食・・・人一倍、不健康な生活を送っているので、その免罪符にという意味で健康グッズやら健康食品やら民間療法やらに触手が伸びるのだろう。僕の周りにも、“健康オタク”は大勢いて、お互いにその情報交換をしている。
「○○っていうサプリメント、知ってる?」
「あそこの気功、行った?」
「PETの新聞記事、読んだ?」
「やっぱり、たまねぎは究極の薬らしいよ」
「HbA1cが、あっという間に下がった」
「3ヶ月に一度、内視鏡をやるのが趣味になった」
「断食はいい」
「時差ボケには酸素ベッドだね」
「岩盤浴、混んでるらしいよ」
「歯の噛み合わせだよ、すべては・・・。いい歯医者、紹介しようか?」
“健康オタク”仲間から、電話、FAX、メール、手紙、いろいろな通信手段で、健康に関する情報が送られて来る。共通するのは、どれも、「これ、知らないの?」と言わんばかりに、自慢気であることだ。これを、僕たちは、“健康オタクジャンケン”と呼んでいる。要するに、まだ、みんなが知らない“健康に関する情報”を出した方が勝ちというわけである。だから、テレビや雑誌で取り上げられていたような情報では、誰も満足しない。中には、人より早く情報を入手するために、アメリカの学会で発表された論文を自分で訳している人もいる。
作曲家の三枝成彰氏も、有名な“健康オタク”である。10年以上も前に、“自分のオシッコを飲む”という飲尿療法を実践していたほどの猛者である。
その三枝氏から、H40を教えていただいた。
「これ、見てよ」
糖尿病の手前だった三枝氏は、自分の血液検査のデータを2枚見せながら、使用前、使用後の効果を説明してくださった。とても、自慢気に・・・。負けた。 それ以来、H40を飲み始めた僕は、「H40って、知ってる?」と言いながら、健康オタク仲間にジャンケンを挑んでいる。