12月24日(クリスマスイブ)
とうとうこの日を迎えてしまった
いったいどんなラストが自分たちを待っているのだろうか
11月7日
彼は言った
『何が何でも大悟に勝ちたい
たとえ、どんな卑劣な手を使おうとも・・・
今日はお互いにとって生きるか死ぬかの戦いとなるであろう』
そしてITPテストの終了のチャイムと共に彼らの戦いは幕を開けた
彼らが今日という特別な日の決闘場所として選んだのは「箱根」だった・・・
[神の子大悟VS髪の子千葉]
START!!
ルールは簡単
クリスマスが終わるまで、すなわち25日が終わる時に髪が長かった方が勝者である
お互いが思い思いの方法で箱根へ向けて動き出した
しかし、今のままでは到底、千葉の勝ち目は無い
いったいどうやって彼は勝とうとしているのだろうか
そんなことを自分が考えていると、彼はおもむろにバックからバリカンを取り出した
そして、不敵な笑みを浮かべながらこう言った
『これで大悟ちゃんの髪の毛を僕ちゃんより短く刈っちゃえば、僕の勝ちは磐石だよね?』
こうして、千葉の勝利への逆算は始まった
千葉に与えられるチャンスは大悟が車内で油断して寝ている間の数時間である
その間に大悟の髪の毛を刈ることができなかったら、その瞬間彼の敗北は決定する
千葉はスワンボートから止まっている大悟の車を発見した
そして岸に上陸し恐る恐る車の窓を覗き込むと、そこには運転での疲れからか爆睡している大悟の姿があった
今しかない!自分はそう思った
すると彼は言った
『やっぱり自分には出来ない
大悟の頭を刈るなんて、自分と同じ思いをさせるなんて・・・
そんなことをするくらいだったら、負けた方がましだ!』
この瞬間あのお方の格言が脳裏によみがえった
『他人の不毛の上に自分の発毛は築くな』By大貫進
そして、時刻は26日となった
彼は言った
『結果には後悔が残るが、やってきたことに後悔は無い
今回の経験が、10年後20年後の自分の基盤となることは間違いないと思う』
そして、大悟も目を覚まし、こう言った
『発毛日記こんな終わり方でよかったのか?』
すると千葉は言った
『髪一重だな』
<編集後記>
長期間の連載でしたが、暖かく見守ってくださりありがとうございました!!
自分達はただただ、次の企画のヒーロー、ヒロインの誕生を願うばかりです
応援ありがとうございました!
良いお年を!












