第50回で終了した日本寮歌祭の精神を引き継ぐ形で開催されていた中央寮歌祭が、今年から日本寮歌祭として形を変えていくことになりました。

中央寮歌祭は、日本寮歌祭の翌年から昨年まで8回開催されています。
今年からは、日本寮歌振興会の了解をえて、正式に日本寮歌祭の後継寮歌祭になりました。
これは、過去に遡って認めて貰えましたので、通算で今年は、第59回ということになります。

したがって、51回~58回は、事実上中央寮歌祭が日本寮歌祭ということになります。

さて、記念すべき第59回日本寮歌祭は、従来の新宿京王プラザホテルから、日暮里の「ホテルラングウッド」へ会場を移して開催されました。
①駅から近い、②柱がない、③天井が高いということで、非常に素晴らしい会場です。

全体で約430名の参加がありました。
旧制高校出身者は、約1割で残りの9割は新制の卒業生だそうです。

五高の席には、いつものように100周年の提灯と、旗を掲げておきました。

 

11時に宴が始まります。
日本寮歌振興会会長の園部さんの挨拶です。


檄文朗読は姫路高校の奥村さんです。

 

さて、代表的な各校を紹介します。

甲南高です。兵庫からの森田さん。いつも歌詞カードを見ず、多くの寮歌を歌っておられます。

 

海軍兵学校です。77期、78期の方です。五高の先輩も2名ほど参加しています。
旧制高校以外の学校が参加できることが日本寮歌祭の良いところです。


五高です。今回は、11名です。舞台上の皆さんと、いつもの武夫原ダンスの写真です。



 

東京商大予科です。会津からいつも参加される「会津の侍さん」、
いつもコメントありがとうございます。


今回は、中央寮歌祭と寮歌伝承の集いが合体して日本寮歌祭になりました。
20分ではありますが、寮歌を正しく歌う演習がありました。
瓔珞みがく(北大予科)、楠の葉末(七高造士館)の2曲が選曲されました。


女性全員による、琵琶湖周航の歌です。
いつものように丘ボートもありました。


今回は、NHK(TVカメラ)、産経新聞の方がいらっしゃってました。
NHKは夕方の首都圏ニュースで放送するそうです。

新制大学でユニークなのは、拓殖大学です。


これから、こういった若い方が参加していけば、寮歌も上手く伝承していくようになると思います。
寮歌祭に参加するれば、他校の寮歌も自然に覚えていけます。

今回参加が最も多かったのが、四高です。約50名の参加です。

 

さて、最後は、松江の木村さんの掛け声で、蛍の光を4番まで歌いました。

 

来年もこの場所での開催が決まっています。令和2年8月2日です。

ああ、楽しかった!

剛毅木訥