ちょうど去年の今頃

大汗かきながらセラピストの勉強をしていた。

 

 

ヘッドスパが好きで通っているうちに

私もしてみたい!となった。

今年の1月には自宅サロンをオープンできるように

SNSのこと、集客のこと、慣れないことを少しずつ

積み重ねていた。

 

 

 

体調は悪くはないけどおかしいなと感じていて

でも、そういうお年頃だから!と

笑って済ませていた。

 

 

 

 

ある時から、施術中にいつも以上に

頭の重みを感じた。

ベッドと接触している部分の施術中

頭を持ち上げるのが一苦労。

とくに右手で支える側が重くて指先を動かせない。

ゆっくり動作も少し震える。

 

 

その日初めて会った練習パートナーさんに

『賢いでしょ?頭にいいことがいっぱい詰まってそう』

と言ったことを思い出す。

 

 

 

 

 

いろんな準備を教えてもらい励ましてもらっていた

講師がお二人いて

そのうちのお一人から久々に連絡を頂いた。

DAT検査後、オープンまで日がなかったこともあり

悲しみのどん底の勢いで

難病であること、オープンは無期限延期にすることを伝えた。

 

 

そこから半年。

 

 

私の気持ちも少し落ち着いてきたので

パーキンソン病であることや

できれば仕事復帰したいけど

投薬の難しさもあったりで今すぐには動けないこと

話せることを正直に話した。

 

 

とてもかわいらしくやさしく嫌味がなく。

人としての強さを感じる方で

心を許してもいい人。

 

だと思ってる。

 

 

 

 

お薬がはまって手も足も

施術ができるくらい動かせるようになったら

1年だけでも2年だけでもサロンができるといいなと思ってる。

病気がある体だとしても意欲をもって生きているのと

そうでないのはきっと違うはず。