今回も車で。

なるべく公共交通機関を使いたいのだけど

この暑い時期は無理。

 

 

 

この病院の脳神経内科ももう5回目。

がんでお世話になった病院は

電車の乗り継ぎがあったり大都会を通過しないといけなかったりで

一日仕事だったけど

今回はサッと行ってサッと帰ってこられて楽。

 

 

がんでお世話になった病院も

こちら周辺地域では一二を争う症例数のようで

正直気になっているのだけど。

 

 

 

さてさて。

今回もメモ持参で挑む。

 

 

 

『薬飲んだの?』

 

『はい。予定が立て込んだ時期があって。

将来も気になるんだけど、今は今でそれなりに動きたくて。』

 

 

 

20日くらい前にお薬を始めて

よい変化も悪い変化も体感としてはないことを話す。

 

 

筋肉や関節が一時期楽になった気はしたけど

薬のせいか、天候のせいか

また辛く感じることが増えた気がする。

 

 

母が脳梗塞を発症し

面会に行ってきたことも話した。

きょうだいもいるけど

割と私を信用し、大切なこと、

例えばもしもの時などのことも聞いていて

何もしないというわけにはいかなくて。

 

 

しかも、まだパーキンソンだとは話していないから

いけるところまでは薬を飲んでも普通を装いたい。

 

 

今回は母が自分のことでいっぱいいっぱいで

私も一生懸命、足の引きずりがばれないように歩いたから

気が付かれなかったけど

はっきり言うとできれば母には知らせないまま

今生の別れが来てくれることが私の希望。

人の生き死になんて年の順って決まっているわけじゃないから

どうなるかわからないけど。

 

 

『心配かけたくないんやな』

 

 

 

どうしても足の引きずりは隠せないときがあって

どこに行っても足はついてくるものなので

もし薬を増やしてよくなる可能性があるのなら

飲みたい気持ちを話した。

 

 

それらを踏まえて

 

『飲めば必ず効くものではないし

どれくらい飲んだらこうなれるというものもない。

毎回いうけど、少しでもお薬は遅らせたい方がよいし、少量に抑えたほうがいい。

 

 

それでもつらいなら夕方にプラス1錠しようか?

でも、飲みたくないなら無理に飲むものじゃないし

何なら今から飲まないようにしてもいい。

 

 

今はちょっと手を添えて支えているだけで

大きな変化が感じられないというのは当たり前というか

お守りみたいなものというか。

 

 

もちろん支えがなくなるから動きにくくはなるけど

今からやめることもできるからね。』

 

 

とのこと。

 

 

私が母に話して病気と向き合うことができれば

おそらくお薬はやめられる、もしくは減らせる。

 

でも、薬を飲まないと

いつまでたっても仕事の再開も

人と会うことも前向きにできない。

 

 

 

 

母に心配かけたくない気持ちもあるけど

私のしたいこともできていないのよね、先生。

人を避けて、楽しいこと避けて

薬や病気検索ばかりの今、

これって何の時間?って思いながら生きるの

ちょっとつらくなってる。

 

 

 

お薬を遅らせるのは先生の経験からの考えで

私も遅らせたり少なめで進んでいきたいと思ってる。

理解はできるんだけど、納得はできていないとこもあって。

 

お薬を始めると動けることがうれしくなって

もっともっと!と薬を欲しがる人もいるらしい。

『飲めば飲むほどいいものではないことと

できる限り減らす方がよいことはわかっててね。』

 

 

 

そう念を押されて

1日2回の処方で書いてもらいました。

 

 

 

 

 

ぎりぎりのところを問診だけで探し出すってかなり難しいこと。

私の言いたいことと受け止める主治医の考えが合致するって

かなり低い可能性な気がするけど。

とにかく早く特効薬できてほしい。