私は田舎育ちで

高校を卒業して初めて『都会』で生活をしました。

 

 

 

田舎にいたころはもちろんコンビニなどなく

ファストフードもなく。

先に進学で田舎を離れたきょうだいが

帰省時に買ってきてくれる都会にしかないスイーツ(笑)が

この世のものとは思えないおいしさで

楽しみで仕方なかったのを覚えています。

 

 

そんな環境だったこともあり

18歳までは完全無添加生活だったと思います。

おばあちゃんが漬けたお漬物や梅干を食べ

酒屋さんで買った必要最低限の材料で作った調味料を使って

母が作った食事を食べていました。

 

 

 

もちろん、スーパーはあるので

買おうと思えばお菓子や菓子パンや冷凍食品は食べられましたが

そういうものはあまり好きではなく

今でもほとんど食べません。

 

 

母が『インスタント物は体に悪い』と

しょっちゅう言っていたので頭にあるのかもしれません。

パンを食べたいときはパン屋さんで買い

冷凍食品で食べたいものがあれば材料を買いマネして作ります。

 

 

だからと言ってじゃあうどんは粉からこねるのか?

というのは違います(笑)

面白そうだなと思って作ったことはありますが。

 

 

 

 

がんやパーキンソンの診断や母の脳梗塞を受けて

何が悪かったのかを考えたり

病気について調べたりしていると絶対と言っていいほど

『食べ物が悪い』という内容を目にすることがずっと引っかかっています。

 

 

おそらく無添加生活してきましたよというと

無添加だったら何でもよいわけではないとなるんだと思うけど

食べ物が悪いというのが答えなら

とうの昔にそういう答えが出ているはずで。

別に研究機関で大きな実験をしたわけでもない

無添加信仰心だけでそう結論付けている人を見ると

その根拠のない言い分で多くの人に不快感を与えていて

添加物以上の害ですよ!

と言いたくなるのは私だけでしょうか?

 

 

 

 

『人は食べたものでできている』とよく言いますが

持って生まれた体質や食べ物以外の影響もあると思っています。

 

 

 

私はそういう環境で育ち、今でも食べるものには気を遣っています。

夫の育った家庭は反対でいまだに毎日菓子パンを食べることをやめられないし

時間をかけて料理をする私に『めんどくさいことしなくていい』ということさえあります。

実母は家庭菜園で作った野菜をくれますが

義母はスーパーで売っている加工品をおすそ分けしてくれます。

 

 

 

どちらがよいか悪いかと言いたいのではなく

無添加のものや気を遣ったものを食べていたって

病気はそれだけが要因でなるわけではないから

医者でもないのに軽々しく『あなたのこういうところがだめだったのよ』

みたいなことは書いたり言ったりしないでほしい。

 

 

 

 

 

添加物食べようが食べまいが

病気になるときはなりますびっくりマークびっくりマーク

 

 

 

 

 

 

 

突然スイッチ入ってすみません笑い泣き笑い泣き

ずっと引っかかっていたもので。