私の中ではすでに

パーキンソン病もしくは

それに似た病気だと思っている。

 

 

 

検査を待たず

その思いと今後について

夫にLINEを入れる。

 

 

 

私は割と大事なことは

顔を見て話す方だけど

夫は昔からメッセージで送ってくる。

今回に関しては

感情的になりたくないので

メッセージにする。

 

 

 

敵対しているつもりはないけど

もう甘えたい相手ではない。

頼りなさを手に取るように

目の前で見るのは今の私には

不安が増大しつらすぎる。

 

 

 

 

きっとメッセージを送ったとしても

頑張りましょうとかいう内容が

返ってくるに違いない。

まあ、大体誰でもそうか(笑)

とも思うけど

私以上にビビりで保守的な夫から

こんな治療方法があるみたいよ!

のような話や

私が思いつかない斬新な気持ちの持ち方

みたいな案は

出てくることは期待できないことは

わかっている。

 

 

 

 

 

 

 

子宮頸がんの時もそう。

その時はまだ結婚したてで

一縷の望みを夫に持っていたので

検診も告知もついてきてもらっていた。

 

しかしいうことは

『大丈夫やって!どうにかなる!』

みたいな

心にしみない言葉ばかり。

 

 

 

 

 

ついでなので書いてしまうけど

 

妊娠発覚したときは

『まじか!?』と第一声。

喜びのまじか⁉ではなく

嫌な驚きの時の『まじか⁉』

 

笑顔はなかったし、

その当日病院まで送ってくれた時も

『こんなところ(産婦人科)に

車止めてて職場の人に

見られたら何言われるかわからないから

違うところにいるわ。

終わったら連絡して。』と言われた。

 

 

 

おなかの子の成長が3D?4D?

映像で見られるときも

『別にそんなん見たいと思わない』と

言っていたのを

早くから

父親として自覚を持ってもらいたくて

無理やり予約したっけ…

 

 

 

立ち合い出産に関しても

お願いしたけど

『そんなもん見て俺のち〇ぽが

たたんようになったら

どないしてくれるねん!』

って回避した。

 

 

 

生まれた直後のまだ分娩台の上にいる

初対面時には

『俺と元嫁の子と同じで大き目だ。

俺に似てるのかも!』

ってデリカシーのないこと言ってたよね。

 

 

 

 

 

喧嘩したときも一晩明けて

本当はいつもみたいに玄関先まで行って

行ってらっしゃいなんて言いたくないけど

私からも仲直りのきっかけを作ろうと

出勤する姿を追って玄関まで行ったとき

『気に入らないなら出ていったらいい。

ここは俺の家だ。好きにしたらいい』と言い残して

会社に行こうとしたよね。

私が感情的になり

髪を振り乱して泣きわめく姿を見て

追いかけてきて

『冗談だよ、冗談。機嫌直して(笑)!』と

言ったよね。

 

 

 

玄関でのお見送りをやめた

きっかけ。

 

 

 

 

私と夫は駆け落ちのような形で

一緒になっているので

私が夫との結婚は

何があっても別れないと決めて

一緒になっていることを知ったうえで

この言動だった。

 

 

 

私や子どもたちや義母など

自分より弱い者にはめっぽう強い。

 

 

今考えれば何がよかったのかと

思うときもあるけど

最初は一目ぼれだった。

つきあおうといわれたことはないけど

付き合えたことは本当にうれしかったし

結婚できると決まった時も幸せだった。

 

それまでも夫の性格の難点には

気が付いていたけど

『三人で幸せになろう』と言われると

その言葉を信じてしまった。

 

 

義両親の

穏やかで落ち着いた雰囲気を見ていると

育ちが悪いとも思えなかった。

なんで幼稚で自分本位で

感情のコントロールができないのか?

今でも謎である。

 

 

 

 

感情のままをぶつけたこともあるし

私が求めすぎなの?と悩んだこともある。

だけど振り返ってみると

夫に感情をぶつけたことで

何かが変化したためしがない。

模索してきた16年だけど

ある時から貝が口を閉じるように

私は心を閉ざした。

 

 

夫も頼りないけど

私もいつまでも期待していたんだと思う。

一人の人間として

自覚が持てていれば

こんな病気にはなっていなかったのかも。

半分は夫のせいだと思っているけど

半分は私のせい。

 

 

 

下の子が幼稚園に入るとき

私も外に働きに出ようと思ったけど

『俺の母親みたいに

子どもが小さなうちは家にいてほしい!』と急に言われた。

幼稚園が決まる前に

私も働きに出たい話をしていたのに

決まってからそういいだした。

 

 

その時の私、42歳くらい。

何のスキルもない私、

もうあれやこれや仕事を選べない年。

転職や再就職の経験がない夫には

タイミングなんて関係ない。

 

 

 

再婚の時

婚約指輪は早くにもらったけど

結婚指輪はもらえなかった。

何かのきっかけでその話になった時

 

『職場でやっと離婚したことが

浸透してきた。

また指輪なんか付けて、何それ?

みたいになるのは絶対いや。

どうしても欲しいっていうなら

好きな指輪かってあげるから

それで勘弁して』

と言われた。

ちなみに私は指輪をつけてほしいとか

買ってほしいとせがんだことはない。

流れでティファニーの指輪を

買ってもらった。

(4万円)

 

 

ちなみにその数年後

夫から指輪を買おうといわれて

またティファニーで

おそろいの指輪を買った。

(2つ合わせて三万円)

 

 

 

この真反対の行動の真意もいまだに

よくわからないのだけど

弁がたつ分、

とてつもなく傷つけられることがある。

 

 

本人は自分の意思を話してるだけ

それを言うと相手がどんな感情になるか

そこまで考えるまでに言葉が先に出てる

 

過去には酔って朝の四時まで

沸点が低すぎる!と話したこともある

 

いや。

話というより説教だったかも。

 

 

 

そんな夫にダットスキャンの話

先生の見立てを話した。

 

 

↑前置き長い泣き笑い

 

 

 

治療法を考えていきましょう。

しんどい時は言って。

 

 

 

 

今までもしんどい時は言ってきた。

幾度となく

『そんなこと俺に言われても(笑)』

と返されてきた。

 

 

 

夫がいつでも言ってと言う内容と

私が助けて欲しいと

思っている内容が大きく違う。

 

今までと、まだ動ける今の私は

私のテリトリーに入ってきて

やってる感ひけらかしてほしいのではなく

まずは自分の身の回りを整理して欲しい。

 

 

 

物を捨てられない、

片付けられないところを直して欲しい

月一くらい洗車して欲しい

↑11年間私がやってきた

家事よりも日曜大工的な

家のメンテナンスをして欲しい

 

 

 

洗い物や洗濯、掃除なんて

まだできる

最後までできる予定でいる。

 

 

どれだけズレを縮めて

ストレスを溜めずに過ごせるか。

当面の大きな課題になりそう。