最近、サンシャインのプラネタリウムに行こうとしたら
ずいぶん先の時間の回まで席が埋まってしまっていて、
あきらめざろえませんでした。人気の歌手の歌をとりいれたり
いい香りのアロマを効かせたり、最近の都会のプラネタリウムは
あの手この手を使ってお客さんを呼び込んでますね。
そんな風に今風のプラネタリウムを楽しむのもいいですが、
自分はどちらかというとメッセージ性の強い番組を見る方が
好きです。リラックスして星を見るのがプラネタリウム、という
感覚からはちょっと外れますが、最近見た番組では旭川の科学館で
見た「Eternal return いのちを継ぐもの」が良かったです。
星が大好きだったおじいさんの物語をとおして
娘が命とはなにかを探す物語です。
命とプラネタリウム。一見、なにも関係ないものかと思いきや
そうでもありません。プラネタリウムは自分達の起源である
星、そして宇宙を映し出すものですから。
命とはなにか、と質問されたらすぐには答えられません。
大事なもの、一つしかないもの、いつか無くなってしまう物。
あいまいなイメージが思い浮かびますが、それをもっと
わかりやすく宇宙の歴史をたどりながら感じ取らせてくれる。
あのプラネタリウム番組はそういった意味で深かったですね。
ところで別の切り口から“命”というものについて考えさせる
プラネタリウムの番組もありました。終戦の日あたりに
投影していた所もあるようですが
「戦場に輝くベガ~約束の星を見上げて」という番組です。
星空はロマンティックなもの、とだけ思っているのは間違いです。
70年前、星は戦争の道具だった。
ちょっと不快感を覚える人もいるかもしれません。
でもこれは爆撃機が星を目印に敵地まで飛んでいった、という
体験談をあつめて作られた作品なのです。
このようにプラネタリウムの作品の中には
単純にきれいだなーとか素敵だなーとだけ思っているよりも
強烈な印象を与えてくる作品も存在します。
もしプラネタリウム好きなら、色々な番組を
体験してみるのもありかもしれませんね。