先日、母親学級の最終回に参加してきました
この日は、沐浴実習や擬似妊婦体験があるということで、
ご夫婦での参加が多く、いつも以上の大人数
会社帰りなのか、スーツ姿のご主人も何人かいらっしゃって、
なんだか羨ましくなってしまいました
前半は、沐浴実習
まずは保健師さんが一通りのお手本を見せてくださり、
それをもとに各グループで1人ずつ順番に実践していく・・・というもの
流れで、わたしがグループで1番手に実践することになり、
みなさんの視線を浴びて、とても緊張~
この時に使用した赤ちゃんのお人形は、身長50cm、体重3kgと
赤ちゃん出生時の平均の大きさのものだったのですが、
想像以上のずっしりした重みに、なかなか思うようにいかず
動かないお人形ですらこんなにおぼつかないのに、
実際はどんなに大変なんだろうとかなり不安に
・・・とは言え、ベビーバスでの沐浴って
一般的には生後1ヶ月くらいまでなんですね
その間は実家暮らしの予定だし、なんとかなるかなぁ
オムツを履かせて、なんとか終了
そういえば、オムツすらも初体験だったわたし
う~ん・・・学びの多い実習でした
後半は、周産期についての講義でした
周産期とは、出産後約6(~8)週間の時期をいいます
(こちらも知りませんでした・・・)
妊娠~出産のステップとしては、
主に妊娠初期・中期・後期の3区分が代表的ですが、
ここでは周産期を含め、4ステップと考えているんだそう
それだけ出産後の何週間かは、
ホルモンや体調の変化、そしてそれに伴う精神的な変化が大きいそうです
出産を経て、まずママの脳は大きく変化
これまで、日々の中で無意識に優先していた「仕事(家事)」や「効率」への
執着は自ずと後回しになり、
「子供を守らなくちゃ」という意識が本能的に優先されるようになるそう
ですがそれによって、今まで効率よくできていたことが出来ないジレンマや、
育児が思うようにいかず、一時的に子供が可愛いと思えないような状態に
激しく自己嫌悪に陥ったりと、情緒不安定になって
イライラしたり、思いがけず涙が出たりするようです
でもそれは、体が元の状態に戻ろうとする過程の自然な摂理
どんな人も通る道なので、「自分はおかしいんじゃないか」と
考えることはないのだと
できるならば、一時的に少し育児から離れてみること、
それから旦那様や家族、それが無理なら公共の機関などを利用しても、
想いをぶちまける場を設けることが効果的とのことでした
周りに甘える自分を許してあげる・・・ということが、大切なようです
また、お医者さんのお世話になることも時には必要だそうです
いずれにしても、マタニティライフは出産したらそこでゴールというわけではなく、
出産後もそれまでと同じレベルのケアがあって然るべきという考え、
これまで考えもしなかったので、とても勉強になりました
そして、この周産期を乗り越えるには、
旦那様や家族の支えが不可欠ということで、
是非とも旦那様にも聞いてほしい講義でした
知っていて心構えがあるのと、知らないで目の当たりにするのでは
受け止め方が全然違いますもんね
周産期
の考え方については、
日本では現在じわじわと浸透し始めているところ・・・という段階のようで、
わたしの住む区でも、
これから周産期ママ用の専用講座が開催される予定だそうです
実際に講義を受けてみて、出産を控えているプレママさんには
とても重要なことなんじゃないかなぁと思いましたし、
わたし自身、このお話を聞けてよかったと強く感じました
早くこの考えが一般的なものになればいいなぁと思います
・・・と、なんだか熱く語ってしまいましたね
内容盛りだくさんだった母親学級最終回、
長くなってしまったので、次に続きます