被災3県含む失業率、4.1%=求人倍率は4カ月連続改善


総務省が28日発表した労働力調査によると、東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島の被災3県を含めた全国の9月の完全失業率(季節調整値)は4.1%となった。3県を含めた統計は震災後初めてで、震災前となる2月の4.6%に比べ0.5ポイント改善した。一方、厚生労働省が同日発表した9月の有効求人倍率(同)は前月比0.01ポイント上昇の0.67倍となり、4カ月連続で改善した。

労働力調査によると、前月と比較可能な3県を除くベースでは4.1%と0.2ポイント改善した。改善は2カ月連続。(2011/10/28-08:49)

[時事ドットコム]