自殺防げ!政府が「100日プラン」発表
年末から自殺者が増えるおそれがあるとして、内閣府の「自殺対策緊急戦略チーム」は27日、来年3月を「自殺対策強化月間」とすることなどを盛り込んだ「自殺対策100日プラン」を発表した。プランでは、「我が国はいま、『自殺戦争』の渦中にある」との認識を示した上で、来年3月までの緊急施策として、失業者などを対象に、全国のハローワークで法律相談や心の相談などの総合窓口を開設するほか、様々な支援策を紹介する「生きる支援のガイドブック」の作成などを盛り込んだ。
自殺対策担当の福島瑞穂消費者相は「自殺者が多いのは政治の失敗。何としても自殺に追い込まれる人を減らしたい」と話した。
警察庁によると、全国の自殺者は昨年まで11年連続で3万人を超え、今年も3万人を超えるおそれが高まっている。
(読売新聞)