クウェートの製油所建設、日揮と韓国4社が84億ドルで受注=国営通信 | H4O水素水のブログ

クウェートの製油所建設、日揮と韓国4社が84億ドルで受注=国営通信

 国営クウェート通信(KUNA)が11日報じたところによると、同国が実施したアルズール製油所(処理能力=日量61万5000バレル)の建設入札で、日揮と韓国企業4社が84億ドルで建設を受注した。


 クウェート国営石油会社(KNPC)のスポークスマンの話を引用して伝えた。


 これによると、日揮と韓国のGSエンジニアリング・アンド・コンストラクションによるコンソーシアム(企業連合)が、原油蒸留施設の建設を40億ドルで受注した。


 また、韓国のSKエナジーが水素製造装置、大林産業が貯蔵タンクの建設を、それぞれ20億ドルと12億ドルで請け負った。


 現代建設は、海洋輸出施設の建設を11億ドルで受注したという。


 KUNAによると、製油所の操業開始は2012年5月になる見通し。当初は10年の末を見込んでいた。


 クウェートは、同製油所の建設と2カ所の既存製油所の改修により、国内の製油能力を現在の同93万バレルから、同141万5000バレルに引き上げる計画だ。


 アルズール製油所の建設を受け、老朽化したシュアイバ製油所(処理能力=同20万バレル)は閉鎖される予定。


出典:ロイター