ネットをうろうろしていたところ、融通念佛宗布教師会の公式サイトで『在家伝法』という行事を見付けました(*'▽'*)
どんな行事だろう…?と思ったら
総本山に詳しい情報がありました。
公式サイトの
ホーム > お知らせ・法話・新聞 > 新聞
にある、他宗派でいう宗報にあたる新聞のようです。
在家伝法について載ってる号と書かれている内容は以下のような感じ。
※リンクはその号のPDFが開きます。
大念仏No74[在家伝法について(一)]
・在家伝法の意義
・在家伝法の構成
の解説
大念仏No76[在家伝法について(二)]
・寄り付き
・水行
・浄衣・袈裟
の解説
大念仏No78 [在家伝法について(三)]
1.剃髪式(おかみそり)
2.日課勧進式
大念仏No80 [在家伝法について(四)]
第一.行者用心総式
第二.念珠式
大念仏No82 [在家伝法について(五)]
第三.焼香式
大念仏No85 [在家伝法について(六)]
第四.四事供養式
大念仏No88 [在家伝法について(七)]
第五.礼拝式
大念仏No91[在家伝法について(八)]
第六.総礼式
第七.回向式
儀式について
・剃髪式
・日課勧進式
・血脈相承式
・円頓戒道場
・本伝道場
調べたところ
・他宗派でいう授戒会に相当する行事
・座学だけでなく水行など実践的な修行が含まれいる
・七重式で、元々は7日間の行事
・現在は期間が圧縮され、5日間開壇(全日程参加必須)
・戒名授与あり
・入壇には10万円以上必要な場合が多い
・檀家限定
という感じの行事とのこと。
情報だけみると
授戒会+五重相伝会(浄土宗)+修行体験
みたいな感じ…かな?( ̄∇ ̄)
入壇要件の『檀家』というのは
『家の祭祀(葬式や年忌法要など)を委託している家』
『墓地,納骨堂などの利用契約している家』
などのようで
『参拝頻度が高く、お布施,行事の手伝いなどの貢献も多い』
といった信徒(個人)は対象外…っぽい?
調べてみた感じでは
『家』とか『一族』といった大きな単位で、お寺とお付き合いがある
という方に限定されているような印象でした。
はっきりとはわかりませんが
・『住職一代につき一回』との制限があるような情報も見受けられる
・開壇した記録もあまり見当たらない
などを考慮すると、在家伝法を受けるご縁はかなり限られている模様。
開莚情報等に関して『事前にお知らせしていた』という情報は見当たらず…。
人伝てに聴いた範囲では
・檀家寺の本堂内,納骨堂,位牌堂などの檀家しか立ち入らない場所に掲示
・檀家に定期送付される寺報に掲載
という感じで
・境内の壁などにポスターなどを掲示
・門前の掲示板に掲示
などのような
檀家以外の目に触れる場所に情報があることは、ほぼ無い
という感じらしく、家や一族の祭祀委託者,納骨堂利用者など以外が開莚を知ること自体が困難な模様。
総本山で定期的に行っている、みたいな情報も見当たらないため、他の受戒行事に比べると入壇のハードルが高い行事だと思われます。