インスタと共通の記事です。
アシェット刊
週刊鉄の城 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる
第18~21号の組み立てです。
マジンガーZ
「両腕(アームズ)…来たか…」(DIO様風)
いよいよ「頭部」以来の山場にさしかかってまいりました。ついに「上腕」の登場です!
派手派手だ💎とまでは言いませんが、上げ上げで行きます。ぐお~
と上げたところで何ですが、細かい話を。
パーツリストには、いつも各パーツの材質が書いてあります。
亜鉛ダイキャスト、ポリカーボネート…などは見慣れた名前ですが。
初登場「高衝撃性ポリスチレン」。
「高」衝撃性?「抗」の誤変換じゃないの?
と思ってググったら出てきたよ。耐衝撃性樹脂の一種で、英語名HIPS(high impact polystyrene)。
…いや、あのね。科(化)学者の皆さん。あなた方の言語感覚は、しばしばオカシイよ😅?
「高衝撃性」だと、まるで触ったらバチーン⚡️と衝撃を受けるみたいじゃない。
昔懐かし悪戯玩具、パンチガムかよ。
なんて思うのは、素人考えでしょうか?
さて、では組み立てに入ります。
18号「肩関節(左)の組み立て」。
写真左上から右へ、
肩関節外装Dにスリーブ(透明な筒)をはめ込む。
→スリーブにジョイント(赤い奴ぅ)をはめ込む。
→肩関節外装Eをはめ込み、ワッシャー付きネジで留める。
→リング(黒いゴム)をはめ込んで18号分完成。
あっさり終わってしまう作業ですが、意義深い。
これで肩関節の構成要素が出揃ったのです
19号「上腕(左)の組み立て」。
上腕外装Aに18号の固定用部品Aをはめ込む。
→18号で組み立てた肩関節をはめ込む。
→18号のカップ(黒いシリコン)をはめ込む。
→固定用部品Bをはめ込み、ネジ(頭が広い方)で留める。
→上腕外装Bをはめ込み、ネジ(頭が狭い方)で留める。
19号「ドリルミサイルユニット(左)の組み立てと取り付け」
ドリルミサイルケース(赤い筒)に仕切り板(赤い板)6枚をはめ込む。
※この仕切り板が、上述の「高衝撃性ポリスチレン」製なのです。
でもケースはポリカーボネート製。
仕切り板にだけ耐衝撃性が必要なのか?それとも両者の強度は同等なのか?
なぜ?の嵐
→発射口(バルブハンドルみたいな奴)を、ドリルミサイルケースの中心に差し込む。
そして回路に細工してドリルミサイルを反転させ、ドメル艦隊へ送り返す(ウソ)。
→ケースを裏返してジョイント(丸い奴)をはめ込み、ネジ(長い奴)で留める。
上腕(左)にドリルミサイルユニットをはめ込む。
ガシーンと口に出して言うこと
…なるほど~、着脱式になってるわけですね。
なぜなら、右下に見えるヒンジを支点として前腕が跳ね上がっちゃう「ドリルミサイル肘関節」と、フツーの肘関節は同居できないからだ😅
たぶん後の号に「通常肘関節パーツ」が付属することでしょう。
しかーし。「ありえない構造!」と柳田🧐科雄さん式に意地悪くツッコむのはやめましょう。
忘れてはいけないのは「マジンガーZは天才科学者・兜十蔵の産物である」ということと「その身長は18mである」ということ。
「本物」の巨大な腕には「通常肘関節」と「ドリルミサイル肘関節」を同居させる特殊な機構が備わっているに違いありません😤
その複雑極まる機構は、この巨大メタルギミックモデルをもってしても再現不能だった、というだけのコトなのです
お分かり頂けましたね?では次行きましょう
20 号「肩関節(右)の組み立て」。
21 号「上腕(右)の組み立て」。
どちらも(左)と同じ作業なので説明省略。
以上で、今回の「正規の」作業は完了です。
そして以下は恒例の「先走り」。
左上:今回余った2つの肩パーツは、このようにハマります。
右上:今回できた両上腕は、どのように既成の肩関節基部に結合されるのでしょうか?
左下:このようにハマるのは、一目瞭然ですね♪
右上と左下の写真は、背中側から見たもの。
裏返して余ったパーツを付けたのが、右下。
左右の上腕を付けた状態。
正規のネジが無いので、輪ゴムで止めています😅
肩関節の構造が、これで明らかになりました!
今回できた部分は「腕の内外振」の軸。
ひょっとして?とは思っていましたが、肩の内側に見えるナット。これを緩めれば、腕は前後に振れるに違いない。「内外振」の軸も同様。
いずれ、これらを緩めるためのレンチ🔧が付属して「さあ、拘束解禁の時です」と来るわけでしょう。憎いよアシェットさん、このっ
(…てゆーか、もう腕を前に向けた方がいらっしゃいますね。参りました😅)
というわけで肩アーマーと、頭も付けてみました。
いよいよ上半身が形を取り始めたじ~~~ん