ミラーマン 第6話 「鏡の中の墓場」 感想 | 必殺の0.1秒

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陽屠(ハルト)と申します。
特撮に関連する話題、特撮感想を中心とし、
その他諸々、日常についてなどを発信できたらと思います。

日曜にアップするの忘れていたので本日改めて。ミラーマンの6話感想です。

 

東都医科大学に侵入する怪しい影。その影は死体保存室へと入り、

保存されていた暗殺者の死体へと乗り移りました。更に銃砲店に侵入し、

ライフルを一丁奪って姿を消しました。

冒頭から不気味なシーンが目立ちますね。

ちょっとセブンのシャドウマンを彷彿とさせます。

そしてあの影状の物体が、インベーダーの本体なのでしょうか?

 

暗殺者の体を乗っ取ったということで、

恐らくインベーダーは暗殺を目論んでいるとSGMは推測。

そしてターゲットは京太郎。車を運転中に狙撃されてしまいます。

しかし、ペンダントが銃弾を防ぎ九死に一生を得ました。

よく聞くシチュエーションですが、実際に見たのは初めてか?

 

危険だ、ということで御手洗博士、京太郎に外出禁止令を出します。

ただ、どうせ聞かないだろうと予見しSGMの藤本にガードを頼みます。

京太郎は御手洗邸に良く訪れている少年・一郎に、父の肩身のペンダントが命を守ってくれたことを話します。

すると一郎は、自分の父は船員で、乗客の命を助けて殉職した。そんな父を誇りに思っていると京太郎の話にシンパシーを感じます。

一方、壁に隠れて狙撃のタイミングを計っていた殺し屋インベーダーですが、
犬に気付かれてめっちゃ咆えられてました。

 

京太郎は怪しいサングラスの男を目撃、追いかけて問い詰めますが、

その男はインベーダーではなく、死んだとされていた一郎の父でした。

一郎の父は、妻と一郎を置いて蒸発してしまっており、殉職したという話は作り話だった、

と真実を京太郎と藤本に話します。

ダメ男、第3号。

 

そのタイミングでインベーダーが京太郎を狙撃。しかし銃弾は一郎の父に当たってしまう。

すぐに病院に搬送され、命に別状はないとの事でしたが、責任を感じた京太郎はインベーダーを倒すため向かおうとしますが、藤本に制止されます。

 

一郎の父について真実を伝えるべきと主張する京太郎と、本人に伝えるべきではないと訴える藤本。「本人の夢を壊してはいけない」「死んでいると思っていた父と合える喜びを邪魔してはいけない」とまあこの辺りはどっちの主張も正論ですよね。

 

ただ、藤本が京太郎の父について話を始めると、京太郎は父には愛情がないと主張。

じゃあなぜ形見のペンダントを…?と聞かれるとペンダントを床にたたきつける始末。

藤本は京太郎を殴り、自分の経験を交えて京太郎を諭す。

藤本さん、とても京太郎の兄貴分としてしっかりしていますが、

京太郎パパ愛情ないという、

京太郎の理屈もわかる。

 

そして再度の殺し屋インベーダーの襲撃。

京太郎は自分の意志で戦うと飛び出そうとしたところ、

御手洗博士からインベーダーは「ミラーマンの弱点」をついて罠にはめようとしていると忠告。

どうやらミラーマン一族は、鏡の中では長時間活動出来ず、死んでしまうとのこと。

父はその弱点を突かれて敗北したらしいです。

ん?ミラーマンなのに鏡の中はNG?

まあそうか、ミラーワールドは長時間いると消滅しちゃうもんな。

戦わなければ生き残れない!

 

京太郎はインベーダーを追い、サイドミラーを利用してミラーマンに変身。

インベーダーもキティファイヤーに変身し、鏡の中での戦いが始まります。

 

前回尺が足りずあっさりやられたキティファイヤーですが、今回は結構奮闘します。

何故か口から泡を吐くようになりました。格闘性能は向上しているようです。

幻想的な演出の戦いの中、ミラーマンはスライサーでキティファイヤーの両腕を切断し

倒しますが、緑色の泡に阻まれ鏡から出られなくなってしまいます。

あわや一巻の終わりかと思いきや、そこへ父ミラーマンが登場。

パパーマンは「頑張れ!」と声を掛けます。

え?頑張れってあんたさ……

と思いましたがちゃんとペンダントを使えと具体的な指示してくれました。

鏡から脱出した京太郎は、改めて父に感謝し、

退院した一郎の父の事も温かく見守るのでした。

 

藤本さんがいい人でした。SGMメンバーの掘り下げもしてくれるのは丁寧ですよね。