皆さんこんにちはニコニコ

Tiisuです

 

 

 

アルツハイマーの実母の介護と

男の子3人(大学生と小学生2人)の育児の

ダブルケアをしています。

 

 

 

終わりの見えない介護と子育ての両立に

悩んでいる方が、

私のブログを通して少しでも前向きに

毎日を捉えられるきっかけになると嬉しいです。

 

 

 

今日のブログでは

「アルツハイマーを知ると親も理解できる」

という事についてお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

アルツハイマーの認知と物忘れの違い

 

私が30代の時、物忘れが気になり、

脳神経内科受診してMRIを行った事があります。

結果は全く問題ありませんでしたが、

当時は真剣に悩みました。

 

 

40代になった今、物忘れは日常茶飯事。

その場でメモを取るようにしています。

メモ紙を自宅に忘れることがあったので、

スマホにメモるようにしました。

 

 

80代後半の親戚のおばさんは

何度か同じお話しをされますが、

電話の会話がはずみ、いろんな話が出来ます。

毎回長電話してます💦

家の片づけも終活で行っているそうです。

 

 

 

それに比べアルツハイマーの母は、

完全に記憶をなくします。

欠落して、どんな事でもなかった事のように

記憶がなくなります。

 

 

メモしたこと自体を忘れますし、

ヒントを投げても全く思い出せません。

会話中から内容を忘れてしまいますので、

数分間に何度も同じ話をします。

 

 

片付けや探し物を始めても、

何のために始めたのか分からなくなり、

目的が果たせません。

段取りも考えられなくなるので、

料理も難しくなってきました。

 

 

もともとおおざっぱな性格ではありましたが、

アルツハイマーになってそれが際立ったという

感じがあります。

 

 

 

最近父が亡くなったため

喪失感や一人の時間に対するストレスによって、

さらに症状が進んだと感じます。

 

 

 

母のアルツハイマーの症状は、

時によって変動があります。

断片的に覚えている時もありますし、

大体覚えている時もあります。

どんな内容が記憶に残りやすいのか、

医師にも相談しましたが分かりませんでした。

 

 

 

当然の事ではありますが、
アルツハイマーは病気ですから、
物忘れも病的ということです。
母も年単位でみて、病状は確実に進んでいます。

 


 
本人は、忘れていた事も忘れる。
回りの人がだけが深刻になっていく。
家族がイライラしているのを、
本人は全く理解できないのです。
母も自分はまだしっかりしていると思って
生きています。
 
 
 
一時は母にアルツハイマーだということを
分からせたくて、
何度も検査結果を突き出して説明したことも
ありました。
しかし、1年後それが無駄な努力だったと
分かりました。
 
 
 
ちなみに、
以前何かの文献でみた事があるのですが、
アルツハイマーと診断されてからの
平均余命は7~10年だそうです。
 
 
 

看護師と素人は「相手を病人と思っているか」の認識が違う

 
 
私は母と同居している姉をみて、
いつも思うことがあります。
 
 
それは姉は母を
「病人」として見きれてない
ということです。
 
 
 
母が見た目は元気で、口も達者で、
以前と変わらないからだと思います。
 
 
 
私はどうかというと、
母のことを完全に親の前に病人だと
思っています。
 
 
それは鍛錬のおかげです指差し
時間をかけ、努力して
気持ちを切り替えることが出来ました。
 
 
 
それまでは、本当に辛かったですネガティブ
親と関わるたびにイライラ、悩み、
スマホで解決策を検索しない日はありませんでした。
本も探しましたが、
自分に合う内容には出会えませんでした。
 
 
 
どうして私は親にこんなにイラつくのかと
疑問でした。
患者だと許せるのに、親だと許せない。
 
 
考えていくうちに、
患者の場合は「病人」だと思って接しているから、
物忘れがあっても、どんなにおかしな言動があっても
純粋に看てあげられる。
 
 
 
冷静に考えれば、
目の前の親だって「病人」なのですから、
親を患者のように捉えようと決めました。
 
 
 

それでも難しい。親子の現実は・・

 
 
とはいっても、
気持ちの切り替えに半年ほどかかりました。
 
 
 
改めてアルツハイマーを勉強し、
普段仕事で患者と接するときの様にと、
親に関わりました。
 
 
それでもいつも「親子」という人間関係が
邪魔をします。
無意識に分かってほしいと思ってしまう。
これぐらいは分かるでしょと思ってしまう。
目の前の母はきょとんとしている。
 
 
いま思えば・・
母に期待していたのだと思います。
子供としての甘えでしょう。
 
 
途中、親に期待できないというのは、
本当に淋しいものだなとも思いました。
 
 
なかなか気持ちをシフトチェンジできず
時間は要しましたが、
親を尊重する気持ちを大切にしながら、

毎日頭の中で念じて、落とし込みました。

 
 
 
それと同時に、両親にレッテルを貼りました。
 
父は頭はしっかり、体は瀕死。
母は体は元気なアルツハイマー。
 
 
毎日毎日会うたびに、
とにかく「期待しない!」と念じ続けました。
 
 
気持ちの切り替えを初めてから、
3カ月間経ったころから、
気持ちの落とし込みが進んだと感じました。
 
 
 
親と過ごす時間が増えたことで、
生活リズムが分かってきた事でも
親の理解に繋がったと思います。
 
 
 
振り返ると、
頭はしっかり、体は瀕死の父と、
完全アルツハイマーの母に、
私の葛藤する気持ちが分かるはずがありません。
 
 
期待しない淋しさも、いまは全くありません。

それよりも喧嘩をしないことで、

親子の幸福度はUPしました。
 
 
親に期待しせず、病人としてみるという
気持ちの整理の仕方に気がついて
本当に良かったと思っています。
 
 
 

幸福度UPする介護はみんなが目指せる

 

心が落とし込めるようになると、

やれる事、やれない事が選択できるようになってきました。

それによって、気持ちが楽になりました。

 

 

今まで一生懸命やっていたけれど、

返ってストレスをためていた事は全てやらなくなりました。

 

 

 

今さら親を変える事はできません。

でも、親を変えようとしなくとも、

お互いに笑顔になれる介護は出来ます。

 

 

私が今やるべき仕事は、母の安全を守る事です。

そのために、母と過ごす時間を持っています。

 

 

今後症状が進んだ時には、福祉の利用を考えるでしょう。

でも、いまは現状で良いです。

 

 

問題がでたら、その時にまた解決方法を

検討しようと思ってます。

 

 

 

大切な事は、

一緒に過ごす時間を穏やかに過ごす事です。

一緒にお茶しても良い。

少しの会話でも良い。

顔を見せるだけでも良い。

何より、笑顔をみせることが母は一番喜びます。

 

 

ですから、私はそうできる自分でありたいと

毎日心がけています。

 

 

 

 

 

 

 

介護はケースバイケースです。

福祉サービスや周りに人がいるといっても、

悩みはつきません。

 

 

 

悩んで苦しい時間は短い方が良い。

同じ事で繰り返し悩みたくない。

日々解決したい。

 

 

 

私で良かったら、皆さんのお悩みを教えてくださいニコニコ

介護のお悩みをもつ方と

チャットやオンライン通話で繋がりたいです。

 

 

 

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