南青山の根津美術館で、「北宋書画精華」展を
12月3日までやっています。
表参道駅を出て、デイォール、プラダ、ヨックモックを
過ぎると四つ角にあります。
清朝が崩壊した時、それまでの美術品が西欧に流失するのを
見て、何とかアジアに残したいと日本人が収集したとか。
沢山の日本にある北宋の作品と米国の美術館からの作品を
展示してあります。
会場は中国語が飛び交っていました。
頂点を極めた豪壮な山水画や、李交麟の「五馬図」、
メトロポリタンからの「孝経」
仁和寺所蔵の色彩がよく残った「孔雀明王像」等
展示されていました。
今展は山水画や書が多かったですが、是非
台北の国立故宮博物院にある女性像が描かれた書画を
見たいです。とても日本人には描けない描線を
美術書で見ました。