木場にある現代美術館「私の正しさは誰かの悲しみか
あるいは憎しみ」展を見に行きました。
私が描いているところと全く別のことを考えている
ような展覧会でした。
ダムを造るため反対した地区が湖底に沈んだこと。
障害者の方々のこと。
旧優生保護法に関した年表
問題を提示していることは分かっても
銀色のパンフレットの説明を読まないとどう解釈
すればよいのか分からないような展示でした。
戦争は嫌だという意識を絵にしたピカソのように表現
していた者にとって、文字で表現するなら本でもいいわけですが、
広い会場に問題提示しています。
明らかに今までの表現とは違う表現方法でした。
会場は私以外は全員若い方ばかりでした。
帰りは新しい表現方法をぐだぐだ考えながら
歩いて帰りました。