昔話 | うなぎの寝床

昔話

この家に嫁に来たばかりの頃。


その日、家には私と亡くなったお祖母さんの二人きりだった。


家事を済ませ、私は二階で一人ゴロゴロしていた。


ウトウトし始めた時、下から悲鳴というか、うめき声のようなモノが聞こえた。


もしかして、お祖母さんに何かあったのでは!?


慌てて階段をかけ降り茶の間を覗くと、お祖母さんは笑いながら鑑定団を見ていた。


…その悲鳴のような声は、裏の豚が、早く飯食わせろって鳴いていただけだったのだ。