こんにちは。アイビーおじさんです。
この度、CX-5のディーゼル廃止を受けて駆け込みでCX-5のディーゼル車を購入することに決めました。
これから納車までの間、どのようにグレードやらなにやらを決めていったのか投稿していけたらと思っています。
・CX-5購入の経緯
筆者は教習所時代からマツダ車を保有すること、せっかく保有するならばディーゼル車を保有することを目指していました。きっかけは当然、アクセラの教習車。
これに関しては上記記事の通り「2.2Lディーゼルのアクセラセダンの中古車」ということでいったんの決着をみました。ここで2.2Lディーゼルを選んだのは居住地の山形県の燃料代がべらぼうに高額と判明した(他県のレギュラーガソリン並に高額)ことと、アクセラの4WD車のディーゼルは2.2Lしか設定がなかったことが理由でした。結果的にはこれとたまたま近くにあったコストコの存在で130円/L以下の超ローコストで走らせることができました。
前後して2.2Lディーゼル車がことごとくラインナップから消えていき(アクセラ:FMC以降1.8Lに変更、アテンザ・CX-8:車種自体が生産終了)、気付けば新車で2.2Lディーゼルを手に入れられるのはCX-5だけになっていました。
そんな中発表されたのが、「次期型CX-5にはディーゼルエンジンが搭載されない」という衝撃の発表でした。マツダといえばディーゼルというのがここ10年くらいの共通認識だったはず。
この理由について、報道では「厳しい環境規制に対応できなくなったため」というのが主な理由でありましたが、一方で希少性の高い機種をできるだけ減らしてひとつに集約したい、といえ意味合いは大いにあると思われます。近年のMT廃止の流れもここから来ているのかなと思います。
かくしてここからおよそ1年半の間、2.2Lディーゼルを乗り回し、このエンジンの走りの良さ、経済性、そしてAdBlue要らずというメンテナンス性の良さにすっかり惚れ込んだところに前述のCX-5ディーゼル廃止の報でしたので、もう逃すことはできないとしてCX-5のディーゼル車を手に入れることに決めました。
維持費用の面もみると、実はマツダの点検パックだとアクセラは2.2Lディーゼル車だけアテンザやCX-5、CX-8のサイズの料金がかかるようになっており、結果的に自動車重量税を除く維持費がCX-5と同価格になっていました。
・契約までの道のり
最初に気になったのが、2025年8月に自宅にたまたま投函されたディーラーからのセールの案内。ここでふと思い立ち、出張疲れで出かけることすら重い腰を上げていた私はさらに重い腰を上げてディーラーに赴きました。そこで、下記3グレードの見積もりを取ってもらったのが全ての始まりでした。
その後何度かディーラーを訪れてはローン審査が長引くなどして当初の見積もりを破棄せざるを得なくなったり、たまたま開催された新車フェアに顔を出してCX-60への試乗を申し込んだら担当の方がいつもの営業さんだったり、ああだこうだやってる間にアクセラの方の整備も進めなければならなかったり(この間にタイヤの夏→冬転換とオイル交換を実施)と、かなり長い期間をかけた交渉でした。
担当の営業さんもこちらの希望をしっかり聞いてくれるかなり穏やかな方ではありましたが、それはそれはエグい数の無茶振りをお願いしてしまったのは申し訳ないところです。
結局、契約に至るまでにかなりの期間を要し、最初に見積もりを取ってもらってから3ヶ月かかったところで、ローンの審査が通りそうなのを見計らってようやくオーダーに至りました。
・グレードはどうする?
で、ここで迷ったのがグレードです。
当時のグレードで迷ったのが3つほどあり、
①XD Black Selection
②XD Retro Sports Edition
③XD Sports Appearance
※いずれもAWD
基本どれにしても後悔はしないのですが、現行のCX-5が手に入るタイミングは最初で最後。一度選ぶと後戻りが一切できません。モデル初期とかなら買い直しで後天的にいい仕様にすることはできますが、今回はそれも無理なので一切後悔しないようにグレードを選択する必要があります。
で、今回の車に求めるものを以下のように決めてみました。
①冬の寒さ・雪に耐えられ、夏も快適に過ごせる仕様であること。
→3グレードともどこかにレザーを用いたシートなので、若干この心配はあります。
②一切後悔しない仕様であること。
→ディーゼルのCX-5を手に入れられるのは、本当にこれが最後です。そのため、取り返しのつかない要素はここで必ず押さえなければなりません。
③スポーティーさにこだわった配色とすること。
→前回は中古のためそこまで車体色とかにこだわれる余地はありませんでしたが、新車なので一から全て決められます。
これらを加味し、結果的にはシートベンチレーションがついていることが決め手となり、ほぼ全部盛りのXD Sports Appearanceに決めました。
なお、グレードを考えている段階で商品改良が入り、Retro Sports Editionが廃止されたため候補落ちすることとなりました。
こちらがその「Sports Appearance」のエクステリア。車体のさまざまな箇所がブラックで塗装されていて、スポーティーな印象を受けます。フェンダーアーチ部分まで樹脂パーツではなく全部塗装で統一されているのが特徴で(ここが一番のこだわりポイント)、オプションでエアロパーツの一部(というかブラック塗装)が初めから標準装備されています。
こちらは室内。黒のレザーシートに赤のステッチが入って名前の通りスポーティーな印象です。
装備はと言うと最上級グレードとほぼ同格の豪華っぷりで、BOSEスピーカーが標準装備、さらにシートヒーターはi Selection以外は全車前列に標準装備のところ後席にも標準装備。さらに前列はシートベンチレーションもつき、助手席もパワーシートになります。バックミラーがフレームレスタイプでないこと以外は最上級グレードのXD Exclusive Mode(→現・XD Drive Edition)と全く同じ中身になっています。下手したらレクサス車に喧嘩を売れるレベルになってしまいました。
このように、「一切後悔しないこと」を最重要ポイントとしたところ、結果的に上位のグレードの車両を選ぶこととなりました。
次の回では、私的メモも含めたCX-5に装着するオプション・用品類について紹介していきます。

