気を取り直して、CX-5のその後についてです。
追突事故以降は特に何もなく、2月中頃に1か月点検を迎えました。
この点検では特に異常なし。初期不良とかもなく、安定して使っていけそうです。
先の事故でこちら側の車両において最も物理的な被害が大きかった箇所が、実はナンバープレート。本体が凹んでしまいました。
ただ、ナンバープレートであれば容易に交換でき、この程度の曲がりでも交換が認められるので、陸運局で再交付してもらいました。
オーダーメイドになりますが、1枚950円で交換できました。案外安い。
ご当地ナンバーとかにせず交換してもらえるようなケースは、曲がったか汚したか(ペンキなどで不可逆的に汚れたようなケース)の場合。今回が前者に該当したため、交換できることになったのでした。
この車にはKeeperによるコーティング「EXキーパープレミアム」がかかっていますが、コーティングは一度かけて終わりではなく、定期的なメンテナンスも必要です。
そのため、時折山形のKeeper LABOに寄って手洗い洗車してもらっています。Keeper施工車の場合は洗車しやすいため、料金に割引がかかります。
また、コーティングを施工してから1ヶ月後にはコーティングが剥がれ落ちたりなどしていないことや、所定の性能を発揮することを点検するため、1回に限り無料で洗車してくれます。
ちなみに、今回の事故のようなケースでコーティングの再施工をもし行う場合、その費用も事故による損害に含めることができるそうです。実際に今回の事故では双方の保険会社での協議の結果双方過失あり(ただしこちら側の過失が大きい)の判定となり、こちら側に発生した損害としてコーティング再施工も金額のうちに含めて損害賠償額の算定が行われることになりました。
ただ、手痛い事象も。
こんな時に限って、燃料の値段が高騰してきました。
言うまでもなくアメリカとイスラエルによるイラン攻撃の影響です。
普段はコストコで給油しており、軽油の価格は高市首相による暫定税率廃止以降で110〜116円/Lとかなり安く済んでいたものが、3/15のレートで173円/Lまで高騰しました。1.5倍以上軽油価格が上がってしまい、まともに走らせられません。もっとも、コストコが安すぎただけだろと言われればそれまでなのですが、いかんせん燃料価格が元々高い山形ですから…
一方、プラスな方の知らせも。
引っ越しなどのため片付いていなくて恐縮ですが、まずラゲッジマットを設置しました。
柄や縁の色などを自由に選択できるもので、今回は縁は赤、素の色は黒として世界観の統一的な感じのことをやっています。
さて本題ですが、この車には納車時点では下回りのコーティングがなされていません。
雪国における融雪剤は、車の下回りに多大な影響を与えます。下回りを洗わず放置すると足回りが錆びてしまうことにつながります。
ということで、今回は上山市にある「STオート山形」さんにて、下回りのコーティングをお願いすることにしました。
・下回りのコーティング、ただし前途多難
今回依頼したコーティングはノックスドールのたいへん強力なものですが、実は純正オプションとしても設定があります。
が、それと比較して2万円ほど安く施工できることと、ホームページやYouTubeに上がっていた動画の内容からコーティングの内容をよく知り尽くしていそうで確実だったことからここにお願いしました。
で、納車の2週間後くらいの施工で手配を試みたものの、電話してみたら施工担当の社長が骨折したためしばらく遅れるとの返答がありました。
いやそれは大変だ、とは思いつつ、回復を待って施工してもらうことにしたところ、当初1月末に施工する予定が3月中頃までずれました。約1ヶ月半の遅れです。
こんな大変なときにすみませんと詫びつつ、いくらでも待つからゆっくりやってくださいということで車を預けてきました。
ちなみに施工時に下回りが汚れている場合は追加料金をいただいて洗車を行うとのことでしたが、店舗都合での施工遅延だったので免除してもらえることになっていました。ただし、その施工担当者もまだケガが完全に回復したわけではなさそうということを踏まえ、できるだけご苦労をおかけしないためにも施工に先立ち別で下回り洗車を行っておきました。
じゃ、無理のない範囲でよろしくお願いします。
・こういうときの代車
このような場合の代車はだいたい古い車ということが多いです。
EXキーパーをかけたときは日産ティーダだったのですが、今回はダイハツの初代タント。2004年式で、納車から22年が経過しています。多分運転したことのある車の中では最も古い…と思いたかったですが、残念ながら中型免許を取ったときの教習車だった日野レンジャーのうちの1台に2001年のフルモデルチェンジ以前のものがあり、これが最古ではありませんでした。
ガチで代車使って恐縮なのですが、代車を受け取って2日目、仙台市秋保にある「慈眼寺」というお寺に行ってきました。(軽だったので高速代ケチれて嬉しいです)
このお寺は2003年に建立されたとても新しい寺院ですが、その建立の経緯もかなり特異なものであり、全国から注目を集めています。
この寺院を建立したのは、「大峯千日回峰行」という、およそ常人の理解が及ばないほど厳しい修行を達成した塩沼亮潤大阿闍梨。
「大峯千日回峰行」というのは、金峯山修験本宗にて行われている荒行。奈良の山中で往復48km・高低差1355mの山中を1000日間歩き続ける修行で、1300年の歴史上2人しか成功していないうちの1人です。
ここには塩沼大阿闍梨が千日回峰行の中で持ち歩いていた道具が展示されています。
一番のインパクトはやはりこの短刀でしょう。
高野山のものも含め、千日回峰行には「途中で行をやめる場合は死ね」という掟があります。
死と隣り合わせの修行であり、千日回峰行の行者の服装は死に装束でもあります。自ら不吉とされるような格好をすることで覚悟を示します。
万一途中で行をやめるか、事故・病気等により死亡した場合に備え、葬儀費用の10万円と六文銭も常に持ち歩いて修行をこなすんだそう。
同様の、というかこの修行のベースとなった修行は高野山でも行われており、そちらでは数多くの達成者がいるのみならず2回、3回と達成した人もいるとか。
こちらは達成者2名なので、それ以上に厳しいのは誰がどう見ても明らかでしょう。
更に、9日間お堂に籠り続け、寝ず・横にならず・飲まず食わずでひたすらお経を唱え続ける「堂入り」も達成。こんな長期間飲まず食わずなら普通は死にますので、これだけでも如何に大変な修行であるかがお分かりいただけるでしょう。
これらの修行を2000年に満行後、地元・仙台に里帰りして建立したのがこの慈眼寺というわけです。
そんな塩沼亮潤大阿闍梨のいる慈眼寺では、月に1回塩沼大阿闍梨が護摩を焚くイベントがあり、全国から人々が集まってきます。そんな日に行くことができたため、私も3枚ほど護摩木に願い事を書き、お焚き上げしてもらいました。護摩木による祈祷は1枚300円と、ここまでの話のインパクトにしてはえらく手の届きやすいお値段です。
お焚き上げの観覧チケット(それ自体は無料)は瞬殺と言っていい速度でなくなります。今回のケースでは受付開始の1分後に無くなったそう。ただしそれでもキャンセルが出た場合は予約がなくても見られることもあるそうで、実際に目の前で見ることが叶いました。コンサートとかレアな列車のきっぷとか並の速度での売り切れです。
この日の慈眼寺上空の雲はご覧の通り。まるで龍みたいだ、ということで参拝者がこぞって上にカメラを向けていました。良いことありそうです。
・行くべきでない、天童へ
翌日、私は天童にある免許センターに行きました。
先の事故により30日間の免許停止となり、併せて停止処分者講習を受講しました。前日の護摩で「交通安全」と書いていたのは、ここでの免許停止期間の29日短縮と、その後の運転の安全を願ったものでもありました。
講習の最後に行われるテストは運転免許の学科試験に比べればはるかに簡単なもの。もちろん29日短縮に成功し、翌日には運転再開が叶いました。仕事への影響も無し。事前にどのような内容で出題されるかを調べておき、それに対して運転免許の学科試験に合格できるギリ手前くらいまで勉強し直しての結果です。
・免許センターに行きづらい件その他
この免停講習の前、警察官から「今日はどうやって来ましたか?」という、決まり文句的な質問をされます。というのは、車を運転して来てしまった場合、仮に29日短縮になったとしてもその日は運転できないため、運転代行を頼るか他の人に運転してもらわない限り無免許運転になり捕まるか帰れないという事象が起きるため。このため、今回車は自宅に置いてきました。
この「運転できない期間」の定義には諸説あり、その日の午前0時から運転できないとする説と、免許の停止処分を受けるその時間までは運転できるとする説があります。が、一応きっちりルールは守る人なので安全側の前者を適用することに。
で、当日米沢から免許センターまで行くことを考えると、山形駅を朝7時過ぎに出る天童行きのバスに乗らなければ間に合いません。そしてそれに間に合う列車が米沢6:04発の朝一番の列車だけしかない、そしてそれに間に合うバスはない。ということで、念には念を。山形で前泊した上で天童行きのバスに乗りました。
免許センターはどこも行きづらいところにあるというのは有名な話ですが、山形は尚のこと行きづらいです。同じ日に元々首都圏で10年ほど警察官をしていたという人が酒田から免停講習を受けに来ていましたが、その人にしても結局前泊に。庄内地方から公共交通機関で往来し間に合う手段はないので、自家用車か前泊が必須なようです。
・車は預けっぱなしだけど
免停が明けて2日後、仕事で盛岡に向かいました。CX-5はまだ少しだけ施工に時間がかかるとのことだったので、代車を引き続き借りたままの出張です。
たまたま乗ったバス、どう見ても元・都営バスのレインボーHR(KL-HR1JNEE)でした。
盛岡を走る岩手県交通のバスであれば元国際興業バスの個体が多数いますが、元都営バスも時折見かけるほか、一度だけ元東急バスの個体も見たことがあります。
また、岩手県北バスの場合は元都営バス・元京王バスの中型ロング車をよく見かけます。こっちは座席の柄を変えてるのでパッと見では分かりづらいですね。
日中の空き時間を使い、新型のハイブリッド気動車、HB-E220系に乗ってきました。
その中身は電気式気動車のGV-E400系にバッテリーを足してハイブリッド化したもので、片側3扉になっています。ちなみに、逆にエンジンを外してパンタグラフをつけた完全な電車版が、今度登場するE723系になるようです。
この車両、デビュー前から不評だった点があり、それが窓が絶望的に少ないこと。窓がないのは閉塞感があって少しつらいです。GV-E400系の方がまだマシだったのではと思えるような空間でした。
・帰ってきたCX-5
というわけで車を預けてから1週間、下回りコーティングの施工を完了したCX-5を受け取ってきました。
写真も見せてもらいましたが、アンダーカバーは当然全て取り外し、その他取り外し可能なパーツはみんな取り外して隅から隅まで施工したとのこと。
見れる範囲で見てみよう…ということでフロントのサス部分。
リアサス。こっちの方がわかりやすいか?
ともかくこれで、下回りコーティングは完了です。
車を返却してもらってからしばらくの間、このようなメッセージが出るとともにアイドリング時の回転数が1500回転くらいで回り続けました。
超短距離、それこそ小移動程度の距離しか動かしていないためと思います。しばらく回していたら元に戻りましたけどね。
・今後の計画
さて、もう冬も終わり雪は降らないだろうからということで、冬タイヤから夏タイヤに切り替えます。
夏タイヤのホイールこそ、純正通りのSports Appearance専用でピアノブラック塗装された19インチホイール。カッコよさの極みへ一直線です。
なお、当初は夏タイヤを好みの銘柄に切り替えることも考えていましたが、事故による罰金が生じる可能性もあるので一旦中止し、新車装着のトーヨーPROXES R46のまま運用していこうと思います。感触が良ければ、とりあえずこれはこれで使いつぶす方向で。
そして、この新車装着タイヤの慣らし運転を兼ね、いよいよCX-5による東京への大運転に臨みます。


















