先月末、支援者の方と一緒に職業センターに最後の「振り返り」に行って頂き職業センターは終了しました。…が移行支援に通っていることもあり、結局ヒアリング一回と職業検査の2回しか見て頂けず(もう少し掘り下げてもらいたい旨お願いしたのですが受け入れてはもらえず)、移行支援に通っているとやはり「担当の方(支援者の方)と進む方向を話し合いながら一緒に整理して行くのが良いと思います」と締められてしまい、納得感の得られる整理はして頂けませんでした、、。(;_;)


今日午前中登記相談で消しゴムを落としてきてしまった;為、帰ってから、評価結果の「折れ線グラフ」を添付します。でも折角ここに書かせて頂いたので、『4つの側面』から分けてくださった「評価結果」の文章を、箇条書きしてみようと思います。


身体的側面:片頭痛、ほか (ここはついで程度の記入)

精神的側面〈障害特性〉見通し、優先順位、マルチタスク、思考のクセ(過小評価、白黒思考、〜しなければならない)、固執してしまう等が聴き取りからは見受けられた。自身に当てはまると思える特性が多く、情報過多な状況。

〈ストレス・疲労〉空気が悪い環境、人の話し声が聞こえる、要点を伝える、プレッシャーがかかる、周囲とは違う状況(作業が終わっていない、一人だけ定時退社する等)などにストレスや疲労を感じる。サインとしては、頭痛、身体のダルさ、ミスやよそ見が増える等。対処法として自分から休憩を取ることはできるが、疲労に気付きにくいことがある。

社会的側面〈日常生活〉生活リズムは0:30頃就寝、7:30頃起床。(休日は起床時間が遅くなるが、平日との差が大きくなり過ぎない様になるべく9:00頃までの間にする様に気を付けている) 掃除や片付けの支援を受けるために隔週でヘルパーを利用している。

〈コミュニケーション〉報告、連絡、相談は、できないことがある一方で、できる時は過剰になることがある。職業センターでの聴き取りの際は、応答はできるが、冗長になる、話が飛ぶ(付随した他の話に移って行ってしまう)ことがあった。

〈公共交通機関〉落ち着きのない動きで迷惑がられることが気になる為、できれば満員電車は避けたい。また体力的な負担からなるべく座ることができる環境が良いと考えている。現在の通所では、帰宅時に疲労感の高まりから喫茶等で休憩をとってから帰宅することが週1~3回ある。

職業的側面一般職業適性検査(General Aptitude Test Battery: GATB)の適性能プロフィール

高位…知的、言語、書記

低位…共応、手腕

〈指示理解〉集団場面で複数の指示があった際、一部失念する場面あり。「一つ一つ指示される」「指示書等で確認できる」と安心して作業に取り組めると考えられる。

〈作業遂行〉「単純なOA入力」「事務系軽作業」では作業精度が高い。が一方、「複数ヵ所の照合が伴う作業(検索修正)」では不得手さが窺えた。

〈作業態度〉どの作業にも真面目に取り組んでいた。器具検査では、自分なりに作業体制を整える、例示後にペグを返す練習をする等作業への積極さが確認された。(始めだけで続かないのが悩みなのだけど…涙)

〈職業的希望〉

職場環境:静か、人数がまぁまぁ多い

作業内容:変化が少ない、一人作業、座位、事務や軽作業

労働条件:5~6時間/日、週3~4日

通勤エリア:7-80分以内


【現状と支援の方向性】

〈強みや課題、整理できると良い点〉

作業

経験のある事務系の作業では、精度の高さが窺えた。

複数ヵ所の照合が伴う作業では、見落としによるミスが散見された。


例示、個別での口頭指示での理解は概ね良好。

集団の一斉指示では、複数の指示があった際は要点を掴むことができず、指示とは異なる動きをする場面があった。


障害特性

自身の特性についての理解していることを説明できている様子が窺われた。

◯「優先順位」や「見通しを立てることの不得手さ」については、「視覚的に優先順位を示す」「アラーム機能を使う」等の対処法が挙げられます。

◯「思考のクセ」については、現在就労移行支援事業所で受講している心理講座等を参考に、自分の思考のクセについて支援者と相談し自分なりの対処法を試して行けると良いでしょう。

⚠️出来ない点に焦点を当てている様子が窺われる。「できている点」や「働く上で課題になりそうな点」を整理し、次のステップに進むために必要なことを整理できると良いでしょう。


疲労・ストレス

これまで疲労に気付きにくいことがあったとのこと。疲労やストレスのサインについては理解していることから、今後は「サインの段階に応じた対処法」を取り入れることができると良いでしょう。


〈今後の方向性〉

今後は職場の見学や実習を行ければと思っているとのこと。(私がお伝えした) 実際の職業場面を通じて、できることとできないことの整理を行い、自身で対処できることと職場に配慮を求めたほうが良いことを検討できると良いでしょう。また、成功体験を通じて、できていることの自信を持つことができると良いでしょう。