正月の2日にスタートする箱根駅伝は、今年100回を迎えた。3年前息子の受験の際、大手町にあるモニュメントを見にホテルからランニングした。

毎年テレビに釘付けだったが、今年は違った。

出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝と駒澤大が圧勝していたので、今回もその通りになるとテレビは付けていたものの 他の事をしていた。

駒澤大は、監督も代わり不安はあったものの楽勝だと鷹を括っていた。

しかし3区で予想もしていなかった事が起こる。青山学院の太田選手が、前を走る駒大の佐藤選手に追いついた。ここから俺もテレビに集中する事になる。そして前に出て4区に襷を渡す事に。

駒大佐藤圭汰選手は、10000m 27分28秒50と日本歴代8位と圧倒的な力を持っていた。太田選手の作戦としては、いつもトップで自分のペースに慣れてる佐藤選手にまずは追い付き、そしてペースを乱す事を考えたらしい。それと青学の太田選手は、定価8万円と言うadidasのアディゼロ アディオス プロ エヴォ 1と言うadidas最強のランニングシューズを履いていた。(今年の大会では、他青学1名と駒大1名のみが履いていた)

もう一つ考えられるのは、藤田監督も少し触れていたが、佐藤選手を含め駒大のランナーが疲れていたのでは無いか。マラソンなど持久系のトレーニングは、数をすれば良いのではなく、疲れていては、良いパフォーマンスは出来ない。慢性疲労に陥るのを防ぐのも大切な事。

要するに、藤田監督は選手のコンディションを把握出来ずにいたのだろう。一年目にして試された結果となった。

そんなわけで、箱根駅伝100回記念大会は、青学原監督の【負けてたまるか大作戦】が大成功をおさめた。


同称十念  南無阿弥陀仏