私の愛読している書物に、菜根譚(さいこんたん)という本が

あり、今日は本の中の4章を抜粋して紹介しますしっぽフリフリ


その前に、菜根譚は「成功者」をも「世捨て人」をもとらえているもので、

読むときの境遇や心境によって、心にとまる章がちがう書物であります流れ星


1章 「一時の孤立か永遠の孤独か

   道を守って生きようとすれば孤立する。だが、それは一時のことだ。

   権力にすがれば居心地はよかろう。だが、やがて永遠の孤独に苦しむ。

   悟りをひらいた人ならば、世俗の現象にまどわされず、はるかな理想に

   生きる。

   一時の孤立を恐れて、永遠の孤独を招いてはならない。



2章 「エリートの怠惰」

   春ともなれば、無心の花や鳥でさえ、美しくひらき、たのしげにさえずる。

   運よく地位に恵まれて、暮らしの苦労もなく、人生の春に遭いながら、

   鳴かず飛ばず、なんの仕事も発言もせずに無為に日を送るようでは、

   たとえ百年生きようとも、一日生きた値打もあるまい。



3章 「楽しみと悩み」

   人々は地位や名誉を得ることが幸福だとおもいこんで、

   名利を離れる楽しみこそが最高のものであることに気づかない。

   人々は貧しさによる飢えや寒さを最大の不幸だと思いこんで、

   飢えもせず、凍えもしない富貴の人こそが最も深刻に悩んでいる

   ことを知らない。



4章 「迷いと苦しみの果てに」

   ある時は喜び、ある時は苦しむ修行をしつくした上で得た幸福であれ

   ば、永久にわがものとすることができる。

   あるいは疑い、あるいは信じる真理探求の苦難を経てつかんだ確信

   であれば、それこそ真実のものといえよう。

    

  



ルイ&リリー奮闘記

    

    

    


































前集225章、後集134章で構成されてますニコニコ


もし感じるものがあったら読んでみてくださいニコニコ


お薦めの本ですよメラメラメラメラメラメラメラメラメラメラ





ルイ&リリー奮闘記




また見てねっパーパーパー